ステラリス 開発者日記 第91回 過去最大のアップデート「Cherryh」について

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更新情報

パラドックス社の公式フォーラムに
ステラリスの開発者日記 第91回が掲載されています。

https://forum.paradoxplaza.com/forum/index.php?threads/dev-diary-91-starbases.1052064/

今回も内容を理解できる範囲で紹介してみたいと思います。

管理人の英語力はかなり怪しいので誤訳・誤解釈の可能性は十分にあります。ご了承ください(-人-)

※当記事内の画像はフォーラム内のものを使用しています。

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冒頭のお知らせ

次回アップデート名はSF作家のC.J. Cherryh(C・J・チェリイ)さんにちなんで「Cherryh アップデート」となるそうです。

ちなみにC・J・チェリイさんの事を私は存じ上げていませんでしたが調べたところ、

1942年9月1日生まれの現在75歳。
60以上の本を出していて代表作は「ダウンビロウ・ステーション」、「サイティーン」などが有名とのことです。

さて次回予定のCherryh アップデートですが、ゲームプレイの中核部分に踏み込んだ内容であり、過去最大級のアップデートになるとの事です。

具体的にいつアップデートになるかはまだ未定とのことですが、そう遠くは無いだろうとのことです。

ではCherryh アップデートについて詳しく見ていきましょう( ・ㅂ・)و ̑̑

なお開発者日記内のCherryh アップデートの内容についてはまだテスト段階なので今後変わる可能性が大いにあるとのことです。

※この緑枠内の文章は管理人の感想・考察です。

国境の再定義

以下開発者日記を意訳し箇条書きにしたものです。

私たちはステラリスの国境システムに満足していない。

ゲームプレイの観点からは一般的にはうまくいくが、例えば一度も訪れたことのない惑星を譲渡された場合、全くテクノロジー面で未知のシステムの所有権を主張できたり、あるいは開拓前線基地を建設した場合にどれくらいの境界になるのかを正確に知ることが難しいなどの問題がある。

このため、私たちは「太陽系の所有権システム」に基づき、ステラリスの境界システムを根本的に改造することに決めた。

各々のシステムは全てを完全にコントロールし、システムに対して1人の所有者が設定される。

つまり、境界線というのはシステムの所有権を反映したものとして設定される。

Cherryhのアップデートでは、システムを所有するという事は、ほとんどの場合そのシステムのStarbase(スターベース)の所有者であるということになる。

スターベースについては次の頁で詳細について触れられています。

Starbase(スターベース)

Starbase(スターベース)とは前記「所有権システム」の惑星を周回する宇宙ステーションのことを指す。

各システムには1つのStarbaseしかないが、これは遠隔地の前哨基地から軌道上にある自衛用艦隊を持つ巨大な要塞に至るまで何でもよい。

スターベースは、さまざまな方法でアップグレードしたり特殊化することができる(詳細は以下を参照)

このStarbase(スターベース)制導入により境界が明確になり、これまで境界がどうなるか不明瞭な状態で入植地を奪うために起こしていた戦いが無くなることを意味する。

ゲームのライブバージョンにこれらのシステムを導入するには数週間の時間がかかる。

Starbaseがシステムの所有権を決定するようになったため、Cherryhアップデート以降はあなたの境界外の惑星を植民地化したり侵入することはもはやできなくなる。

しかし、システム内に入植地が含まれかつそこにスターベースがない場合であれば入植地の所有権は境界の内側の保有者にあるため、入植可能ということになる。

なおこれらの要素はModの対象である。

スターベースの要素に影響を与えるため、原始種族が住む惑星に攻撃・入植するための影響コストを削除した。

Starbasesは開拓前線基地のシステムを完全に置き換える。

スターベースの構築

植民地の国境がなくなったことで、ゲーム開始時の帝国は自国の母星の近くにすでにスターベースを造っていて、周囲を支配するホームシステムを所有しているという状態でスタートする。

ホームシステムを拡大するために、帝国は調査済みシステム内に前哨基地を作る必要がある。

前哨基地は非常に基本的な防御しか持たず、建物やモジュールのサポートもできないレベル「ゼロ」のスターベースである。

しかし一方でレベル「ゼロ」である前哨基地はスターベースの最大容量(詳細は後述)には含まれないという特徴もある。

システムがどれだけ遠く離れているか、それがあなたの帝国全体にどのくらい接しているかによってコストが左右される。

システムには影響力コストを使って前哨基地を建てることができる。

前哨基地の建設は単に自然な方法で国境を拡大するよりも国境範囲に及ぼす効果がある。

スターベースは、システムに最初に構築するときに影響力コストを支払うのみで維持には影響力を必要としない。

この変化によりゲーム初期における影響力が今まで以上にずっと重要になるため、チェリイ・アップデートではバランス調整が行われる。

ゲームスタート時の帝国母星付近にはランダム化された資源が配置され、研究ステーションと採掘ステーションを既に幾つか調査済みの状態でスタートする。

これはプレイヤーに対しゲームスタート時にランダム要素を与えるための処置であり、また母星付近に資源無しでスタートすることが無いように調整されている。

私たちはこのシステム制の導入に取り組む上で、ゲームプレイが各システムの前哨基地を構築するだけになり、退屈さを感じさせる事にならないよう気をつけている。

現時点では、限られた影響力を使ってシステムの選択をすることが非常に重要な選択・決断になるよう、システムの開発プロセスにおいてさまざまな調整やインターフェイス改善が行われている。

システムが非常に無意味なものだと感じないよう、システム内に資源が何も無いという状態は排除してある。

アップグレードと許容量

各帝国にはサポート可能なアップグレードされたStarBaseの数があり、それをStarbase Capacity(スターベース許容量)と言う。

スターベースには5つのレベルがある

Outpost(前哨基地):基本的な前哨基地はシステムを主張するためだけの存在である。
エネルギーの維持費はかからず建物やモジュールをサポートすることはできないがStarbase Capacity(スターベース許容量)にはカウントされない。
前哨基地を宇宙港にアップグレードする場合を除きアウトライナーや銀河マップには前哨基地は表示されない。
Starport(宇宙港):アップグレードされたStarbaseの最初のレベル。
ゲームの開始時に利用可能。
2つのモジュールと1つの建物をサポートできる。
Starhold(スターホールド):アップグレードされたStarbaseの第2レベル。
4つのモジュールと2つの建物をサポートできる。
Star Fortress(スター要塞):アップグレードされたStarbaseの3番目のレベル。
テクノロジー取得によりアンロックされる。
6つのモジュールと3つの建物をサポート。
Citadel(城塞):アップグレードされたStarbaseの最終レベル。
6つのモジュールと4つの建物をサポート。

Starbaseはレベルにかかわらず、それが前哨基地​​でない限り1つのStarbase Capacityを使用し、マップとアウトライナーに表示される。

帝国のスターベース設計の最終的な目標は、管理が必要な前哨基地の数を減らし、強力にアップグレードされたStarbaseをいくつか保持することである。

Starbaseキャパシティを超えると、Starbaseのエネルギー管理コストが大幅に増加する。

Starbaseのキャパシティは、テクノロジー、伝統などの手段によって増やすことができる。

また、あなたの帝国のポップスの数から少量のStarbase Capacityを得ることができる。

何らかの理由でStarbase Capacityを超えた場合、アップグレードされたStarbaseをOutposts(前哨基地)にダウングレードすることができる。

Starbaseを完全に解体し、それらのシステムの制御を放棄することも可能。
ただし解体する場合は植民化された惑星がシステム内に無いことが条件である。

宇宙港と船の建設

Starbasesは、システム/惑星の防衛と戦闘艦の建設の役割で宇宙港を完全に置き換える。

宇宙ステーションはまだ存在はするが、もはや別のステーション扱いではなく惑星の統合された一部分となり、民間船(調査船、建設船、コロニー船)を建造することしかできない。

軍用船を建造するには、少なくとも1つの造船所モジュールを備えたStarbaseが必要となる(下記参照)。

またStarbasesは現在の惑星の宇宙港と置き換えられ、船を修理、アップグレード、ドッキング、ラリーする主要な場所となるが、民間船は惑星で修理することができる。

モジュールと建物

すべての非前哨基地であるStarbaseはモジュールと建物をサポートできる。

これらのうちのいくつかは、ゲームの開始直後から利用可能であり、他のものはテクノロジー取得によりアンロックされる。

いくつかのモジュールと建物は特定のシステムでしか利用できない。

たとえば「取引ハブ」は植民地化されたシステムでのみ構築できる。

モジュール

モジュールはStarbaseの基本的な外部コンポーネントであり、実際の役割を決定する。

モジュールの選択には、

  • 貿易ハブ(植民地化システムの経済を改善)
  • アンカー(軍隊許容量に関係)
  • 造船所(船の建造)
  • その他Starbaseの戦闘能力を高める砲台や航空機格納庫などの種々の防御用のモジュール

がある。

モジュールスロット自体の実際の制限の他に、ある種のモジュールの数には制限が無い。

これは例えば、Starbase全体を造船所に専念させることが可能であり、その場合平行に6隻の船を建造することができることを意味する。

モジュールはStarbaseのグラフィックの外観も変える。

よって、造船所専用のスターベースと数十の砲塔が溢れている巨大な防衛要塞のスターベースとでは外観が異なって見えるだろう。

建物

建物はStarbase固有の内部構造を表し、一般的にモジュールを強化したり、Starbaseやシステム全体に及ぶ広範囲な能力UP効果を提供したりする。

建物の選択には、

  • すべての取引ハブモジュールの有効性を高めるOffworld Trading Company
  • Starbaseのセンサー範囲を大幅に改善するListening Post

などがある。

同じStarbase上に同じ建物を複数持つことはできない。

防衛

ステラリスの現行ライブバージョンの軍事基地の基本的な問題の1つに、単に火力が足りないことがある。

突出した耐久力とシールドがあり最大12基程度の攻撃モジュールを持つ軍事基地であっても単に全艦隊の火力と互角になることはできない。

つまり、1つのステーションでは艦隊に見合うほどには強くないということである。

一方で同じシステムに複数の防衛ステーションを構築できることは問題となる。

つまり複数の防衛ステーションがあることでシステムが事実上無傷になってしまう問題が発生する。

これらを踏まえ、すべてのシステム防御を単一のステーションに統合するのではなく、Starbaseのメカニックに統合することにした。

スターベースにはStarbaseのレベルに基づいた数で、武器とユーティリティ(銃とミサイルの砲塔、シールドと装甲など)の基本配列が付属している。

これらの兵装は技術進歩によって自動的に最新のものに更新される。

従ってあなたのStarbasesは、タキオンランスのセットによって武装した敵に対峙している段階なのに赤色レーザーや基本的なデフレクターの装備で立ち向かうという事態にはもはや陥らないであろう。

つまり相手がタキオンランスを持ってるならこちらもそれなりのテクノロジーレベルには達しているわけで、それに応じてスターベースの兵装もアップグレードしているよ、初期の赤色レーザーのままじゃないよ。
ってことだと思います。

 

さらに前哨基地を除くスターベースは、防御プラットフォームを構築し、スターベース自体を保護する能力を持っている。

構築された防衛プラットフォームはStarbaseの周りに「艦隊」を形成し、独自の武器でそれをサポートし、Starbasesに艦隊全体を拘束するのに必要な火力を与える。

Starbaseがサポートできる防衛プラットフォームの数は、スターベースのサイズやモジュール/建物、テクノロジー、ポリシーなどの要因によって異なる場合がある。

まだ詳細は開発中であるが、あなたがそれらの要素に投資すればStarbaseの防衛能力は、現行のゲームバージョンにてゲーム後半に対峙する敵艦隊の戦力に匹敵するものとなる。

Starbaseは従来の手段では破壊することができない。

その理由としては現行バージョンで戦争の終了後に起こり得る、宇宙港の再構築のような面倒な作業を避けるなど、さまざまな理由による。

しかしスターベースは無効にされさらには敵に補足される。

これについては数週間後にさらに詳しく説明する。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第91回の紹介でした。

夜中に急いで訳したので誤字脱字などはまた後で修正します。

あと感想も後で書きたいと思います( ´Д`)

・・・

・・・


はい、ここから感想になります。

どうやら次回「Cherryh アップデート」ではかなり大掛かりなゲーム仕様変更になりそうですね。

今までやってた戦い方・ゲームの進め方がガラッと変わる可能性がありそうです(゚д゚)

今回の開発者日記 第91回は色々と新情報が満載でしたが、私がちょっと気になったのは、

アウトライナーや銀河マップには前哨基地は表示されない。

これなんですよねえ(・_・)

もしこれらに表示がされないなら、作った後にどうやって前哨基地の場所を確認するんでしょうか?(。・_・。)

とはいえこれから色々と情報も出てくるはずですので、続報を含めて
また次の開発者日記に期待したいと思います。

つーか1度にあんまり長いのは翻訳が大変なので勘弁してほしいっす( ´Д`)

あとステラリスのアップデートにはC.J. Cherryh(C・J・チェリイ)さんの様に、SF作家の名前を取るスタイルのようですが、個人的にはいつか

ステラリス・「星新一」アップデート

が来ることに期待したいです( ´Д`)

それではまた次回!( ✧Д✧) カッ!!