2023/8/12 フォーラム内のやりとりを更新
パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第308回が掲載されています。
今回はLithoids Species Packに施される予定の改修内容についてと、Lithoids Species Pack(そしてその他DLCも)の「価格改定」―という名の値上げについての話題です。
リリース後数年を経てStellarisに公式日本語が実装されたことに伴い、管理人が翻訳した開発日記登場の用語と実際にゲーム中に登場する用語・表現が一致しない事があるかと思いますがご了承下さい。
※画像等はParadoxフォーラムより引用しています。
ステラリス 開発者日記 第308回 Rock On!(種族パックの価格改定についてもお知らせ)
冒頭の挨拶
お帰りなさい!
今週の開発者日記では、近々予定されているStellaris Ver3.9 Caelumアップデートにてカストディアン・チームがLithoids Species Pack(リソイド種パック)に加えるいくつかの改善点と、その他のいくつかの新機能を紹介します。
その前に、種族パックの価格改定についてお知らせがあります。
種族パックの価格に関するお知らせ
Stellaris Species Packは、ポートレート、船のセット、都市のセット、アドバイザー音声で構成される純粋な装飾用アドオンとしてスタートしました。
それから長い道のりを経て、今やはるかに多様なコンテンツが含まれるものになっています。
機能の正確な拡張内容というのはそれぞれのパックによって異なっていますが、現在ではすべて、起源、市民、特性、イベント、新しいメカニズムなどが含まれています。
ゲームディレクターとしては、特にカストディアンチームが古いパックの品質を向上させたことに満足しています。
新しいプレイスタイルが追加され、ゲーム中にさらに多くのSF的な表現が可能になりました。
Ver3.9で予定されているCaelumアップデートでは、古いSpecies Packは新しいSpecies Packと同等になると考えており、Plantoids、Humanoids、Lithoids、Necroids Species Packの基本価格を7.99ドルから、より新しい種族パックであるAquaticsおよびToxoidsの基本価格9.99ドルに合わせて引き上げることを計画しています。
Fredrik Wester氏が数年前に行った約束に従い、現在の基本価格で購入したい方は誰でも購入できるよう、この価格変更を事前に発表しました。
最低30日間は現在の基本価格で提供され、Ver3.9 Caelumのリリースと共に変更される予定です。
StellarisはSteam Strategy Fest*に参加します。
これにより価格変更が有効化される前に、影響を受ける種族パックを割引価格で入手するチャンスが得られます。
では次に、Lithoids Species Packの改良点について説明します。
他のSpecies Packの改善については今後数週間における開発者日記の大きなテーマとなるでしょう。
読むのに飽きましたか?YouTube でビデオ開発日記をご覧ください。
ロックなもの
振り返れば私が最初に担当したステラリス開発者日記は#157-Things That Rockでした。
Lithoids Species Packは、アートパックだけではない最初の製品でした。
Lithoidの特性により表現型に興味深いゲームのメカニクスが追加され、Lithoid特有の特性、いくつかのイベントの変化、そしてDevouring SwarmのTerravore変異体が追加されました。
純粋に装飾用の種族パックはその後のリリースでアップデートされましたが、Ver3.5の Fornaxアップデートでは連邦の起源とさらなる特性が追加されたものの、Lithoidsはパックほど多くのアップデートをCustodian Teamから受けてはいませんでした。
そこで、いくつかの改善点を掘り起こすべきだと思ったのです。
ここでIggyへ話を引き継ぎ、いくつかの変更点について説明してもらいましょう。
皆さんこんにちは、Iggyです!
Galactic Paragons DLCのリリース以来、カストディアン・チームは古いDLCの価値と品質の向上に取り組んできました。
今日はLithoid Species Packに対して行ったことについて説明します。
古いものを強化する
以前の開発者日記#305で示したように、私たちはCalamitous Birth(悲惨な生まれ)へ愛を与えるために戻ってきました。
内容としてはLithoidクレーターからLithoidポップのための居住性の損失を取り除くことや、Massive Craterの世界に対するGaseous Byproducts(ガス状副産物)などのLithoid専用の特性の有効性を高めることが含まれています。
テラヴォールがどのように輝きを増したかについても話しました。
自分の世界を消費しながら6か月ごとに座って決定をクリックする必要はなくなります!
今やすべてが便利でコンパクトな状況で処理されます。
巧妙なスクリプト計算のおかげで、出力は以前とまったく同じになるはずなので、獲得したポップやリソースの弱体化に神経質になる心配はありません。
新しいものもある!
これらの2つの古いコンテンツを強化するだけでは飽き足らず、Lithoid種族パックが現在の新しい種族パックに追いつくよう、少し磨き上げることができるのではないかとも感じました。
まずはVoid Hive(ヴォイド・ハイヴ)の特性です。
私はこのアイコンが大好きです
ご覧のように、非常にユニークな効果を持つHive市民であり、開発者日記#306で説明されている生息地の変更があれば、あなたのVoid Dweller Hivemindsにとって強力な追加要素となるでしょう。
イギーがゲームを壊す可能性のあるハイヴのコンテンツを作る?
この市民は、宇宙や真空で生き延びることができるHive Mindの風味と危険性をもたらします。
まだなお収集ステーションを作ることはできますが、特定のドローンにそれを指示するのは性質に反しているため統合力コストがかかります。
彼らはまた生息地、ダイソンスフィア、ハイパーリレーなど、宇宙空間に構造物を作ることにも長けています。
ですので、思い切って暗い空間に進出してみましょう!
Lithoid Species Packに追加されるもう一つの新しい市民はSelective Kinship(選択的親族関係)です。
この市民は異星人好きの特性とは排他ですので避けてください。
この市民はlithoid species packにも付属しており、Lithoids(リソイド)、Aquatic(水棲)、Mammalian(哺乳類)などの主要な表現型だけで構成される帝国を作ることができます。
しかしながらあなたの基準に従わない人を好まないだろうし、彼らはあなたの偏屈な考え方を本当に好まないでしょうから、順風満帆に進むとは思わないでください。
しかし本当に何人かの友人を持ちたい場合は、Hegemon(覇権)とCommon Ground(共通の基盤)の起源であれば、この市民から始めることを選択した場合にあなたのメンバー国があなたと同じ表現型であることを保証します。
眩しく輝く!
ありがとうIggy。
プレイヤーとのアンケートやフィードバックセッションを何度も行ってきましたが、よく要望されるのは、さまざまな表現型の中から、より親しみやすいキャラクターを追加することです。
もちろん宇宙人の恐ろしい怪物をこれからも作り続けるつもりですが、アートチームはこの機会にリソイド、プラントイド、ヒューマノイドにいくつかの新しいポートレートを追加しました。
リソイドにとってFederated Theian Preserves(連邦テイアン保存区)はティタウィン星系のテイアン砂漠からスタートする新たな規定化された帝国となります。
数十億年前、ソルの軌道上にある原始物質から2つの惑星(古代の地球とTheia:テイア)が形成された。
原始的な生命は両方の世界で進化し、地球の場合は生物的、テイアでは岩のように進化した。
これらの姉妹惑星は、その星を中心に平和的な革命を繰り返してきた。
そして大異変が起きた。
惑星は衝突し、衝突の瞬間に微生物の生命体が交換された。
地球は生き残り、ルナ(月)が形成された。
テイアに残ったものは、星系から遺棄された。
この岩だらけのコロニー船では、古代テイアの生命体がティタウィン星の重力井戸に引っかかる前に空を横切った。
星系の世界の一つに墜落し、新種の生物がその地域の生物圏に持ち込まれた。
数千年後、テイアン人は自らの遺産だけでなく宇宙についても理解しようと、星々に飛び立った。
彼らが故郷へ帰る道を見つけられますように!
さて、その他のVer3.9の変更点については…
アセンションパスのアジェンダ
プレイヤーの中には、希望するアセンションパスが現れるまでに必要な研究が完了するまで、不定期間アセンションパークスロットを保存していることに気づくことが多いとコメントしている方もいらっしゃいます。
4つのアセンションパスをアンロックするアセンションパークの要件が変更され、2番目のアセンションパークとしてではなく、早くても3番目のアセンションパークとして取得されるようになりました。
私達はテクノロジー要件を削除し、それらをアセンションパスに関連付けられた伝統ツリーの下に進むように移動させました。
各アセンションパスには、そのアセンションパスに関連するテクノロジーの25%の進歩を付与するアジェンダがあります。
これによりこれらのテクノロジーを取得するランダムな機会に依存しなくなることが保証されます。
これらのアジェンダは通常のアジェンダと比較してコストとクールダウンが削減されていますが、一部のアジェンダには帝国倫理とアセンションパスと互換性に基づく修飾値が設けてあるものもあります。
これらのアジェンダは、アジェンダが進行中にいくつかの研究を完了すると、次の関連テクノロジーに進みます。
rm -rf /ノード/規制
ゲシュタルト評議会に寄せられた不満の1つは、通常の帝国の評議会とは異なり、ノードを置き換えることはできないということです。
これはゲーム初期においてはノードにとって役に立つかもしれないが、ゲーム中盤から後半にかけては役に立たない特性に永久的にロックされてしまうことを意味しています。
この問題を解決するため、3つの新しい社会学テクノロジーを機械知性体(とハイヴ・マインド) に追加しました。
これらのテクノロジーは少し再フォーマット(または生体解剖)した後で既存のノードに代わる新しい評議会アジェンダのセットをアンロックします。
最初のテクノロジーはアジェンダ自体をアンロックし、次のテクノロジーはアジェンダと評議会の両方を改善する修正効果をアンロックします。
新しく作成されたノードは、最初はレベル1から始まりますが、テクノロジー、伝統、および市民によっては、再フォーマット/生体解剖されたノードのレベルと同じ最大開始レベルへと改善できます。
来週の予告
来週は、Plantoids(プラントイド) Species Pack の改善点と、Ver3.9 Caelumアップデートで導入されるその他の変更点について説明します。
ヒューマノイド種とネクロイド種はその次です。
以上
フォーラム内のやり取り(Q&A)
Q:再設計されたノードはNeural Vaultsなどのスタート時レベルを上げる特性について考慮されるのでしょうか?
A:はい。そうすべきだと思います。
Q:これではリーダーのタイプが変更されるのではなく、レベル特性がリセットされるだけだと思います。
A:実際のところ、クラスが変更されるのではなく、異なる特性を持つノードを取得可能にするだけです。
Q:採掘ステーションのコストが10ユニティ(統合力)であるにもかかわらず、Void Dweller Hivemindは4か月ごとに採掘/研究ステーションを自動的に生成するという事なのでしょうか?
A:いいえ。(目に見えない「民間人」の)ドローンに作らせればそれは無料です。
建設船に強制的に建造させると通常の鉱物コストと10の追加の統合力コストがかかります。
これは彼らが自発的に建造するタイミングではなく、今すぐ建造を行うように彼らの自然な本能に逆らって強制することを表現しています。
継続的に拡張している限り、基本的に月に+25の鉱物が必要となりますーこれはステーションの建設順序さえ気にしなければです。
※この回答に対する追加のコメント
Q:となると私がステーションをまったく必要としていないときにどこかで発生したステーションを削除するために、4か月ごとにゲーム全体をスキャンしなければならないことを意味するのでしょうか?
A:実際問題、無料の採掘ステーションを望まない合理的な状況がありますか?
これ、確かに帝国を強くして競争に勝ち抜く!というゲームのゴール到達を目指すのであれば、回答側(開発側)が言ってることは合理的だし間違ってないと思います。
そしてその後別の開発陣(Alfray Stryke氏)から質問側をちょっとバカにするような事も書かれたり、フォーラムのその他の人の質問者に対する反応も似たりよったりです。
(もっともこれはいつもQ&Aで煽った回答ばかりしてくるAlfray Stryke氏の発言なので、単に氏がナチュ畜の可能性はありますが…)反面、ステラリスで帝国の動静を自分ですべて管理したい!採掘ステーションの建設は自分で計画を持って進めたい!というプレイが好きな場合、私はこの質問者が言ってることも心情としては分かる気がするんですよね。
自分の知らないところに勝手に採掘ステーションが建造されるのが嫌だという方もいるでしょうし😥
いろんなゲームプレイがあっていいと思うのでなんでバカにするような事を書くのか私には理解できません。
Q:リソイドの特性に変化があるかどうか明確にしてほしい。
A:リソイドの特性に変更はありません。
Q:同種のみの国民という現在の異星人嫌いの力学を上書きし、それによって異星人嫌いの市民の選択肢の幅が広がるのかどうかを明確にしてほしい。
A:はい、選択的血縁関係は、たとえ異星人嫌いの帝国であっても、同じ表現型のポップに市民ステータスを強制します。
(そして奴隷ギルドと組み合わせると予想されるとおり相互に作用します。種には完全な市民権がありますが部分的に奴隷化されています。)
Q:これらの変更がTeachers of the Shroudにどのような影響を与えるか確認できますか? 教師はこれらの変更による影響をほとんど受けないと思うのですが、良ければ教えてください。
A:教師はアセンションパークを持っているかのようにアジェンダにアクセスできるようになります。
Q:これらの変更は物質主義者(以前はサイオニック理論を取得するためにいくつかのループを飛び越えるか、非常に非常に幸運に恵まれる必要があった)がいつでもサイオニックになれることを意味しているのでしょうか?
A:はい。しかしアジェンダが終わるまでにはかなりの時間がかかります。
今回は以上とします。
最後の、物質主義者がサイオニック理論を狙って取れるようになるというのは結構大きな変革だと思いました。
これはゲームプレイ(そしてロールプレイも)の幅が広がりそうですね🙂
感想・まとめ
以上、Stellaris 開発者日記 第308回の紹介でした。
一番のビッグニュースとしては
種族パックDLCで価格が安いものは値上げされるとのこと😥
先週過去のDLCを強化してくれるのは良いことだと褒めたそばからこれですよ。
まあタダでコンテンツが追加されるという、そんなうまい話があるわけ無いんですが、
こういうことだったんですね😅
しかし世の中なんでもかんでも便乗値上げばかりですね。
これもロシアとウクライナが戦争してるせいなんでしょうね⬅
とはいえ、今回の日記を読むと今月後半から開催予定のSteamストラテジーフェスにて
当該種族パックはセールになる可能性が高そうですのでそこを狙って購入するチャンスがありそうです。
もっとも種族パックがちゃんとこれまでの最低価格に値引きされるかは分かりませんが…😥
…ということでSteamオータムセールの前にストラテジーフェスの時にまた
いつものように過去の価格と比較したセール記事を作りますのでそちらも参考にしてみてください🙂
私はStarfield(プレミアム版)を予約&先日見たEVO 2023で格ゲー熱が再燃(毎年のこと😅)してKOF15を買ったのでお金が…💸💸💸
(鉄拳7とギルティギア STRIVEは既に持っててやってます。とは言え一番やってるのは未だにソウルキャリバー6なのですが😅)
それでは( ✧Д✧) カッ!!