ステラリス 開発者日記 第248回 スペシャルプロスペクト

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更新情報

2022/4/5 フォーラム内のやり取りを追記


パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第248回が掲載されています。

今回も新DLC Overlordに関する内容で、特別な家臣団についてのお話です。

以下パラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
※画像等はフォーラムより引用。
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ステラリス 開発者日記 第248回 スペシャルプロスペクト

今回の担当はステラリスのゲームディレクター、Eladrinさんです。

冒頭のあいさつ

先週の開発日記では従属契約交渉の基本について説明し、またholdings(保有物、ホールディングス)のいくつかを紹介しました。
今週はSpecialist Vassals(スペシャリスト家臣)を紹介し、Prospectoriumを深く掘り下げ、さらに保有物について明らかにし、Overlordに投入される5つのオリジン(起源)の名称について情報共有します。

すべてのプレビュー画像と同様、数値やテキストなどは最終版ではなく、変更されることがあります。

契約を追跡する

すべての項目を追跡するための一元化された画面があると便利だと思い、 コンタクトパネルの横に概要画面のタブを追加しました。
契約タブでは自分の家臣すべて(自分が家臣の場合は君主に属する全ての家臣)を表示し、契約内容を確認することができます。
また保有可能な保有物数を十分に活用しているかどうか、補助金や税の詳細をツールチップで確認することができます。

また先週紹介した交渉画面に移動するのにも便利になっています。

作業は進行中であり、まだ仮のものが少し残っています。

スペシャリスト帝国

スペシャリスト(専門家)帝国は特定のタスクにおいては優れているけれど、他のタスクでは不十分という家臣契約の高度な形式です。
Overlordでは3つのスペシャリスト帝国タイプを提供します。

  • The Bulwark:基本的な資源獲得を他者に委ねる防衛の砦
  • The Prospectorium:資源獲得には優れているが研究は弱い
  • The Scholarium:研究の専門家ですが軍事支援は同盟国に依存

連邦が結束力によって発展・衰退するのと同様、スペシャリスト帝国も忠誠心によって発展し、3段階にレベルアップすることで追加特典を得たり、ボーナスやペナルティを強化したりすることができます。

スペシャリスト協定を交渉した後、対象がその専門分野のTier 1に変換されるまではある程度の時間がかかります。
これは彼らの倫理観とスペシャリストタイプとの相性、そして家臣帝国の規模に基づきます。

いくつかの契約条件はロックされているか、最低値が設定されています。
―例えば、Bulwark契約は彼らの君主から基本的な資源補助と家臣からの防衛協定を含まなければなりませんし、Prospectoriumは研究補助と引き換えに君主に資源十分の一を提供しなければなりません。
これらの最低条件によって少なくともその不足分が補われるため、彼らは繁栄し君主に対する本来の義務を果たすことができるのです。

The Prospectorium(プロスペクトリウム)

Norillga Citizen Compact帝国をより深く見ていきましょう。
このカタツムリの仲間はTier3のProspectorium(プロスペクトリウム)です。

プロスペクトリア(管理人補足プロスペクトリウムのこと?)は資源を獲得することが重要であり、それは彼らの能力やパークが反映されます。

スタートした時点の頃より科学研究への大きなペナルティと、いくつかの生産に対する基礎ボーナスを持っています。
彼らがより専門的になるにつれてそれぞれの大きさが増していきます。

プロスペクターは毎年、資源のキャッシュや新たな鉱脈を発見するチャンスがあり、Tire(レベル階層)がアップすることで発見できるものの種類も増えていきます。
これらの発見は建設船によって開発されなければならない特別なプロジェクトを生み出します。

ご想像の通り、彼らにずっと何かを探し続けてもらいたいのであればそれなりの広さの空間を支配していくことが効果的です。

また君主は各専門家タイプの「アドバイザー」を少なくとも1人持つことでボーナスを得ることができます。
プロスペクトリアを12人持っていても、プロスペクトリウム・アドバイザーの特典は増えません。

3つ目のTier1特典であるProspectorium Supply(プロスペクトリウム・サプライ)はHyper Relay Network(ハイパー・リレー・ネットワーク)に関連しているので、そちらについては今後の開発日記で触れたいと思います。

Prospectoriaは、Tire2およびTire3において、彼らが興味を持ちそうな恒久的な研究オプションをいくつか獲得します。

また既に雇われている者も含め、リーダーにはさらにいくつかの特殊な特性が加わります。
これは彼らが持っている他の特性に加えて行われ…

…そしてそのリーダー達は外交的な貿易取引を通じて彼らの君主とトレードされます。
もちろん高いスキルを持つリーダーは、リーダープールから出てきたばかりの新しいリーダーよりもはるかに高い価値があります。

彼らの最後のTire3の特典は、彼らが農業の地区をより多くの鉱山地区に置き換えることを可能にし、彼らが産業大国になるのを助けます。
ゲームの内部設計的に言えば、スペシャリスト帝国では複数の帝国が協力して互いの不足分をカバーする、興味深い協力プレイスタイルを提供することになります。

ホールディングス パート2

先週いくつか出た質問があります。
それは君主のジョブの優先順位をホールディングスから下げることに関してです。
君主に利益をもたらすものについては犯罪者のジョブと同じように動作し、優先順位を下げることはできません。
またこれらの具体的な数値についてはまだバランス調整と変更の対象になっています。

今週は、主に有益なホールディングスから紹介します。

Overlord Garrison(オーバーロード駐屯地)を使えば、犯罪の問題を抱えている家臣を助けることができます。
あなたの世界に強力な軍事的存在を持っていることは忠誠心を強制しますが、惑星の人々は占領した存在に対してそれほど満足していないかもしれません。

サテライト・キャンパスでは君主と家臣両方のための研究を行い、家臣がその費用を負担します。
惑星の保有者がゲシュタルト意識である場合、これらは消費財ではなくエネルギーや鉱物を適宜消費することになります。

今週の市民とオリジンに基づくホールディングスのプレビューは、あなたの文明の特徴をあなたの支配対象に広めるためのものです。

「市民サービス」の特性を持つ君主は、愛国心に満ちた奉仕のメッセージを家臣に広めるための「リクルートオフィス」を建設することができます。

コストゼロ、維持費ゼロ、科学コスト無料!本当に欠点はありません!

実験クレーターはCalamitous Birth(災難生まれ)のオリジンによってアンロックされ、リソイド種の君主が惑星コロニー船の設計を対象の惑星の都合の良いスペースに投射することで「テスト」できるようにします。
彼らは通常、そのテスト会場見逃すことはありません。

ただし彼らが行う場合を除く

そして、リソイド種が爆発への愛を臣民に広めることができるのと同様に、デスカルトの臣民も自国民と同じようにMortal Initiatesになる権利を享受することができます。
当然のように彼らは犠牲の恩恵の一部を受けることができます。

先週、機械のホールディングスを1つ紹介することを約束しましたが、代わりに2つ紹介しましょう。

1つ目はちょっと意地悪なもので、4つのジョブが君主のための研究を生み出します。
有機生命体の脳は正直言ってあまり効率的でもないし、秩序だっていないのです。

“Mind Thralls”は、素晴らしい仕事だと思うのですが?

より慈悲深いマシン(具体的にはローグ・サービター)は完全な統合を許した場合に何が待っているのかを家臣に味わわせることができます。
ハイブマインドのポップは何が起こっているのかをよく理解していませんが、その体験はかなり斬新だと感じでしょう。

新たなスタート(オリジン)

Overlordを発表した日記の際オリジンのアイコンを公開しましたが、いよいよ名前を付ける時が来ました。

Imperial Fiefdom​

Teachers of the Shroud

Slingshot to the Stars​

Subterranean​

Progenitor Hive​

これらは毎週1つずつコミュニティーの仲間たちが詳しくプレビューし、その週の開発日誌に要約した詳細を掲載します。

来週について

来週はOverlordでもたらされる新しい「飛び地」を訪れ、Bulwarkの様子を見て、さらに多くのホールディングスを明らかにし、もしかしたらアセンション・パークの存在も明らかにするかもしれません。

なおこれらの開発日記はStellaris Official YouTube Channelで配信されていることを忘れないでください。見逃さないようにチャンネル登録してください。そしてOverlordのウィッシュリスト登録をお願いします!


以上

フォーラム内のやり取り(Q&A)

フォーラム内のやり取りで気になったものを紹介(全てを抽出しているわけではありません)。

Q:1惑星にいくつのプロスペクトリウムを配置することができるのですか。

A:1つの惑星に1つです。


Q:マルチプレイで大国の家臣として以前よりも魅力的な役割を受け持つことができますか。

A:実際にマルチプレイでAIの下でスペシャリスト家臣としてプレイしてみました。とても楽しかったです。


Q:君主軍はどのように機能しますか。これはジョブ(仕事)なのかそれとも軍隊の一種なのか。

A:訓練して惑星に上陸した通常の軍です。


Q:朝貢国としての家臣はどのようになるのでしょうか。新システムでも存在するのでしょうか。カーンの場合はただ朝貢すればよいのでしょうか。

A:カーンに朝貢することは依然として残っています。しかし新しい君主システムと統合するように少し調整されています。


Q:プロスペクトリウムは、専門家のレベルに合わせて科学補助のレベルが上がりますか。
30%の科学ペナルティから50%になれば、君主の補助も30%から50%に上がるのですか。

A:そのとおりです。プロスペクトリウムのスペシャリストの場合Tire3になると君主は対象となる研究の60%以上の補助を提供する義務が発生します。
もちろんこの数値は最終的なものではなくリリース前に変更される可能性があります。


Q:それで彼らは彼らの研究の50%を失います。それなのに君主を通して60%を取り戻すのですか?

A:残り50%に対する60%分です。


Q:カテゴリの代わりに資源をあげたり、もらったりできるようになる可能性はありますか。

A:取引画面をを通じて行うことができます。
さらに家臣の忠誠心と引き換えに資源を得ることもできます。


今回は以上です。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第248回の紹介でした。

管理人多忙のため感想は省略します。誤字脱字等も後日修正しますm(_ _)m