ステラリス 開発者日記 第243回 3.3 ‘Libra’がリリース、では次はなにか?

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更新情報

2022/2/27 フォーラム内のやり取りを追記


パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第243回が掲載されています。

今回は大型パッチのVer3.3 Libraがリリースされ、次のステラリスの展開はどうなるのかについてです。

以下パラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
※画像等はフォーラムより引用。
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ステラリス 開発者日記 第243回 3.3 ‘Libra’がリリース、では次はなにか?

今回の担当はステラリスゲームディレクターのEladrinさんです。

冒頭のあいさつ

皆さんこんにちは!

Stellaris 3.3.1 “Libra”のカストディアンチームによるアップデートがリリースされました。
ここで再び過去を振り返り未来に向かって前進したいと思います。

3.3アップデートはオープンベータテストを経て、見事な成功を収めたと実感しています。
コミュニティの協力によりシステムは大幅に改善され、多くのバグが発見され、修正されました。
皆様のご協力に改めて感謝いたします。

Ver3.3台のサイクル

本日リリースされたVer3.3.2では、フランス語、ポルトガル語、ロシア語のローカライズの問題や、一部の人が遭遇したクラッシュの可能性など、直前になって見つかったいくつかの問題が修正されています。

管理人注 スポイラーで3.3.2パッチについての記載がありますが省略します。

Ver3.3.3アップデートは今後数週間かかり、追加の問題に対処する予定です。

新しいプレイヤーとチュートリアル

Stellarisは必ずしも簡単に参入できるゲームではありません。
チュートリアルや初期のゲーム体験に変更があったとしても心配しないでください。
新しいプレイヤー体験のさまざまな要素に関するデータを集め、さまざまなことを試し、何がうまくいくかを見ていくつもりです。

Ver3.4以降

その一方で、Ver3.4はすぐそこまで来ています。
今の時点で5月に予定されている3.4アップデートでのカストディアンチーム側の内容としては、引き続きUnity(統合力)に関するバランスを改善し、Open Betaと3.3リリースからのフィードバックのいくつかに対処するとともに、開発者日記234回で最初に紹介したシチュエーションシステムが現在リリースのターゲットとして計画されています。
近い将来シチュエーションシステムとその計画されている使い方に関する開発者日記を紹介する予定です。

影響力とスパイ行為

Ver3.3において影響力は対外外交、迅速な移動、居住空間の拡大のための主要な資源となっています。

5月のアップデートで予定している変更の1つは、Unity Open Betaで受け取ったフィードバックから着想を得たものです。
スパイ活動の初期コストが大量のエネルギー通貨ではなく影響力に変更されます。
作戦の維持コストはこれまで通りエネルギー通貨です。
正確な数値は今後変更される可能性があります。

影響力は紫色。そしてスパイ活動も紫色です。これにどう反論すればいいのでしょう?

この変更に伴い「策略」の伝統のツリーにもいくつかの改良が加えられました。

諜報活動に重点を置くと使節の供給がやや厳しくなるため、「二重スパイ」の伝統によって特使を供給し、さらに最大潜入レベルを10増加させることができるようになりました。

知られている者、名もない者、なじみの者、顔のない者。

一方ツリーの前半では、強化されたECM(電子攻撃)およびECM機能を表現するため、いくつかの戦闘上のメリットをツリーに追加することにしました。
潜入に集中している帝国は敵艦をロックオンすることが容易になり、逆に敵艦が自艦をロックオンしようとする試みを阻止できるようになりました。

コンピューターがロックされている。信号を受信中。

死ね。すべてをシャットダウンし空虚な穴のようにするのだ。

以前の変更と同様にこれらの数値も変更される可能性があり、今後も諜報活動の詳細な見直しが計画されています。

Idyllic Bloomの改良

Ver3.4(5月にリリース予定)では、Idyllic Bloomの市民に加え、QOL(生活の質)の向上が予定されています。

現在、Gaia Seeders(ガイア・シーダー)は自分の惑星の好みに合った惑星にしか建設できないため、特別な建物を利用する前に惑星をテラフォーミングしなければならないというサイクルに陥っていました。

この流れに替わり、テラフォーミングのテクノロジーを獲得するにつれガイア・シーダーの有効な惑星を拡大していくようになります。

より簡単に。

なるほど、実際にやり方がわかればより簡単なんですね。

Gaia Seedersはこれまでと同じようにあなたの母星タイプに合う惑星に自由に作ることができます、Terrestrial Sculptingができれば同じ一般気候型(乾燥、湿潤、寒冷)の他の惑星にも作ることができます。

Maweer Caretakersは熱帯の世界(湿潤)から来ていますので、高山の世界(寒冷)でGaia Seedersをアップグレードするには生態適応のテクノロジーが必要です。

Tomb Worldsに関しては、Climate Restorationのテクノロジーを取得した後に獲得することもできます。

ガイア・シーダーズの建物の維持管理は、建物の配置と同じくテラフォーミングの難易度で強化されます。

他に何が来るのか?

クライシス・エクスパンション・チームが取り組んでいる内容については、まだ公表できる段階ではないとのことです。ただもうすぐです。

しかし、あるエージェントがコンセプトアートチームの素晴らしい作品をこっそり教えてくれました…。

これは貪欲です!そしてゲームを大きく変えるでしょう。


以上

フォーラム内のやり取り(Q&A)

フォーラム内のやり取りで気になったものを紹介。

Q:3.4導入のときもオープンベータテストがありますか?

A:オープンベータテストは特殊な事例であり標準的なものではありません。


Q:(上のQAを受けて)それは残念です。 Open Betaはバグを修正し、今後のメカニズムをテストし、ゲームバランスと互換性ビルドで発生する可能性のある問題を特定し、最終リリースの前にMod製作者が更新できるようにするための優れた方法だと思います
オープンベータテストは開発側にあまりにも多くの作業負荷を追加するのでしょうか?

A:まだ内部でほとんどのバグをキャッチすることができます。
OpenBetaを実行するとオーバーヘッドが追加されますが、これは通常、リスクがあると思われる大規模なオーバーホールに対してのみ価値があります。
Mod製作者は次回リリースに近づくにつれて実行される通常プログラムを介して早期アクセスを取得できるようになります。


Q:アルゴリズムを変更できることを願っています。
最近ではほとんどのコンピューターがマルチコアであるため、この計算能力を無駄にしないでほしい。

A:並列処理を私達が使わないというのはただの神話です。
#181の開発者日記を参照してください。


Q:今回紹介された要素のどれがコンソール版に導入されますか

A:私達がPC版で追加したものは、(コンソール版担当の)Tantalus Games社が追いついてきたら、多かれ少なかれコンソール版にも導入されるでしょう。


今回は以上です。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第243回の紹介でした。

3.3パッチの改修が今後数週間続き、そして5月には3.4がリリースされる予定とのこと。

いろいろな仕掛けが用意されているようですし、5月には拡張DLCが同時にリリースされる予定っぽいですね。

当面は3.3を遊びながら新情報が出てくるのを待つ感じでしょうか😊