2021/1/16
フォーラム内のやり取りを追記
パラドックス社の公式フォーラムに
ステラリスの開発者日記 第196回が掲載されています。
2021年最初の開発者日記について見ていきましょう。
※画像等はフォーラムより引用。
ステラリス 開発者日記 第196回 [編集済み]
※今回の日記の冒頭は過去にもあった物語風の出だしなので訳がこれでいいかいまいち自信がありません。ご了承ください。
内容的にはパラドックス社の自虐ネタっぽい?(・_・)
冒頭の挨拶
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Robaの娘、Spymaster Utra宛
我々の工作員は邪悪なパラドックス主義者の活動について情報を提供した。
彼らは秘密を守ろうとしたが私たちは何とか情報を手に入れた。
我々のエージェントが撮影した画像は、まだ改良中の未完成のプロトタイプのようだが、将来に備えより良い準備ができるよう、このディスパッチを今すぐ手渡すのが最善だと考えた。
Tiny Sorbetより。交信終了。
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あけましておめでとうございます。
開発者日記193回と194回では、ファーストコンタクト、隠された情報、そして外交的手段による情報収集の謎について探りました。
多くの人にとっては驚きかもしれませんが、残念なことに平和的共存や互恵的な外交関係を持つことが極めて不可能な文明が存在します。
これらの脅威に対しては、あなたの社会におけるより好奇心の強いメンバーを活用し、スパイ活動に転じることが有益かもしれません。
スパイ活動と秘密工作は最近の開発者日記で説明したように頻繁に要求される機能であり、インテル・システムというのは自然な拡張であると思われます。
知識の難読化に伴い、当然その情報を取得するためのシステムが必要となります。
使節とスパイネットワーク
使節はBuild Spy Network(スパイネットワーク構築)と呼ばれる新たな外交任務が与えられます。
彼らは、秘密工作員と諜報員のネットワークのスパイマスターとしての役割を果たし、時とともに権力を拡大するでしょう。
言うまでもなく、対象である帝国にはあなたの使節の新しい立場は知らされません。
使節がスパイネットワークをスパイマスターとして管理している間、スパイネットワークは時間と共に成長していきますー最初は急速ですが、ネットワークが強くなるにつれて成長は遅くなります。
ネットワークは大規模で無秩序に拡大している帝国の中で構築する方がはるかに速く、ターゲット帝国のEncryption(暗号化)がスパイ側帝国のDecryption(復号化)よりもはるかに強い場合、成長は非常に遅くなるかもしれません。
(機械生命体には暗号化と復号化に関して自然な適性を持っていますが、一方でハイブマインドとサイオニック帝国は、Counter Espionage(対諜報活動)に関して秀でる傾向があります。)
(使節が監督していないネットワークである)Unmanaged Spy Networks(管理されていないスパイネットワーク)は、進行中のすべてのアクティビティが一時停止され急速に減衰していきます。
スパイネットワークの当座の上限設定は最大レベル50です。
市民や勅令といったいくつかの要素がそれを増やすことができ、あなたがターゲットの帝国内で(使い捨ての)Assets(資産:アセット)を取得した場合、それらはまたブーストを提供しますー各アセットはその帝国内のスパイネットワークの上限を5増加させます。
アセットの例としては、役に立つ歩兵、ハッキングされたバックドア、逸脱したドローン、その他スパイネットワークに役立つリソースです。
アセットとは、何度も昇進を見送られてきて不満を抱えている官僚や、部下が操作する方法を見つけた欠陥のあるフェロモン放出器、さらにはハッキングしたロジスティクスシステムといったものもあります。
アセットの取得とその使用に関する詳細は、将来の開発者日記で紹介される予定です。
変更点
ここでは、このスパイ活動パスの間に更新されたいくつかの市民、アセンションパークの特典、および勅令の非包括的なサンプルを示します。
いくつかの新しい暗号化および復号化関連のテクノロジーも追加されました。
(以下の数値は変更される可能性があります!)
あなたのスパイを働かせる
スパイネットワークを構築した今、それを使ってどんな事ができるでしょうか?
開発者日記194回では、インテルのブレークダウン・ツールチップに編集済みの値が表示されていましたーつまり、スパイネットワークレベルとは、外交協定と信頼に続く第三の隠れた値となります。
スパイネットワークは受動的にインテリジェンスを提供しますが、よりアクティブにすることもできます。
スパイマスターの使節は、ネットワークの帯域幅(すなわち「スパイパワー」)を使用してエージェントを派遣し、彼らが安全に基地に滞在している間、標的とされた帝国内でOperations(オペレーション:作戦)を実行できます。
オペレーションは次の主要カテゴリに分類されます:
- Subterfuge(策略):情報収集とスパイネットワーク自体を改善するオペーレーション
- Sabotage(破壊工作):物事を台無しにする(物理的または非物理的)
- Manipulation(操作):真実を独自改変したものに置き換える
- Provocations(挑発):これをしてはいけません
ほとんどのオペーレーションには、政府、外交、経済、テクノロジー、軍事のサブカテゴリーがあり、それらはインテルのカテゴリーと一致します。
オペレーション(また、アセットを使用して改善する方法)の詳細については、来週の開発者日記で取り上げます。
ではまた!
以上
フォーラム内のやり取り(Q&A)
今回の回答(A)側は日記本文に引き続き、ステラリスゲームデザイナーのEladrinさんです。
Q:外交関係が構築できず使節も派遣しない狂信的な浄化主義者がスパイネットワークを構築するにはどうすればよいのか。
A:Fanatic Purifiers(狂信的な浄化主義者)は、使節を使用してスパイネットワークを構築できるようになります。
ただそれは正確には外交ではありません。
Q:「挑発」を行うといったい何が起こるのでしょうか。
A:挑発を行うにはスパイネットワークを構築し続ける必要があり、挑成功させるにはかなり大規模なものが必要です。
Q:スパイに対抗する方法はありますか?例えばテクノロジーで盗まれるのを防ぐなど。
A:Counter Espionage(対諜報活動)の値を増やし暗号化と復号化の数値を高めることで、領域内でオペレーションを実行するのがより困難となり、研究データベースにアクセスしようとする人に壊滅的な障害を引き起こす可能性が高くなります。
初期の反復(設計)では研究でより積極的な防衛機能を持たせていましたが、それだとCounter Espionageは楽しいゲーム体験というよりは使節に対する税のように感じられていました。
Q:ライバルのリーダーに対して悲劇的な事故を起こさせることはできますか?
管理人補足:要は暗殺できるかってことだと思います(・_・)
A:いいえできません。早い設計段階では可能なオペレーションのリストにこのようなものがありました。
しかし、スパイシステム全般の難しさの1つは多くの帝国がスパイシステムを運用している際に例え自分が敵に狙われている場合でも、スパイシステムが楽しく感じられるものでなければならないということです。
(時にはかなり大きい)悪影響を及ぼすようなオペレーションもありますが、それら追求すべき価値があるかどうかを確認しながらも、オペレーションでできることについてはかなり注意を払うようにしていました。
来週、資産の焼却について話すときに、もっと詳しく説明することになるでしょう。
Q:反乱軍と海賊を武装(蜂起)させることができるでしょうか?
A:できません。
管理人補足:「できない」とは回答してないんですが、あれこれ暗喩して書いてる文脈から「できない」と読み取りました。
Q:複合化と対諜報活動の違いはなんですか?またこれらの値が異なるのはなぜですか?
A:復号化は通信をクラッキングし、他の帝国の暗号化と受動的に比較されます。
相対的な*暗号化の違いは、例えば失敗の大きさを決定するために使用されます。
対諜報活動は、あなたの帝国内での積極的な防衛であり、スパイ活動が失敗する可能性を高めます。
Q: 犯罪シンジケートはどうなりますか?
違法な支店があることで、スパイネットワークの力が増すことはありますか?
A:偽情報センターの内容が少し変化してきておりスパイ活動にも役立つことでしょう。
Q:使節の数が足りない/増やして欲しい
A:使節の使用数が増えていることから、利用可能な数も増加します。
その他にも雑多なものや、現実世界のスパイ活動をゲームに落とし込む事についてなど色々とあったのですがそれらはカットしました。
今回は以上で締めます。
感想・まとめ
以上、Stellaris 開発者日記 第196回の紹介でした。
日記原文の一番下にあった「ヒラリー」に関する手紙みたいな箇所はゲーム内容と関係ないと思ったのでカットしました。
読みたい方は原文を御覧くださいm(_ _)m
訂正:⬆これなんか全く開発者日記と関係なくて、フォラームでEladrinさんの投稿には全部これが末尾に付くようになってるようです。紛らわしい( -_-)
今回の日記で新たに盛り込まれるスパイ活動の要素がだんだん判明してきましたね。
スパイ要素はゲームをいろんな方向に拡大していける機能だと思うので、どんな形で実装されるのか楽しみです。
ということで2021年もこんな感じで引き続き開発者日記を紹介していきますのでよろしくお願いします。