ステラリス 開発者日記 第144回 メガストラクチャ、居住地、マイナー・アーティファクト

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更新情報

2019/4/21 フォーラム内のやり取りを追記。

またフォーラム内でgrekulfさんからマイナー・アーティファクトについての追加情報が出ていたのでやり取りのところに追記しました。


パラドックス社の公式フォーラムに
ステラリスの開発者日記 第144回が掲載されています。

Stellaris Dev Diary #144 - Megastructures, Habitats and Minor Artifacts
Hello everyone! First of all, I’d like to follow up on last week’s dev diary by sharing some more things we’re trying ou...

先週に引き続きメガストラクチャのお話で、居住地についても触れられています。

そしてゲームに全くの新要素が導入されるようです。

以下パラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
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ステラリス 開発者日記 第144回 メガストラクチャ、居住地、マイナー・アーティファクト 2019/4/18

今回の日記担当はステラリス・ゲームディレクターのgrekulfさんです。

冒頭のあいさつ

みなさん、こんにちは!

まず最初にメガストラクチャ(および居住地)について私達が行っている作業に関して共有し、先週の開発者日記のフォローアップをしたいと思います。

それから更に、新しい要素について話します!

まずメガエンジニアリングのテクノロジーについて始めましょう。

いつもの断りですが、数字は最終的なものではないかもしません。また紹介する内容は一時的なもので最終決定ではないかもしれません。

メガエンジニアリング

メガエンジニアリングは未だ希少なテクノロジーとなっていますが、今後はプレイヤーがより多くの居住地とシタデル(※注)を構築するにつれてより多く出現するようになるでしょう。
これは、より大きく、より強力な建造物を構築するルートへと向かうような行動をプレイヤーが行っている場合にプレイヤーを導き、メガエンジニアリングが現れる可能性が今までよりはるかに高くなることを意味します。

※注:シタデル(Citadel)は以前は日本語化Modでは「銀河要塞」と訳されていたのが、いつの間にか「シタデル」に変わってるみたいですね。内容は同じだと思います。

マスタービルダー

Master Buildersのアセンションパークの特典で、メガエンジニアリングがアンロックされたり、居住地の規模が増える事はなくなりました。
代わりに、同時に構築できるメガストラクチャの数が+1増えます。
では、プレイヤーが求める居住地のサイズに関してはどうなったのか?についてはこの日記の以下の部分を読み続けてください。

居住地と宇宙育ち(Voidborne)

居住地は、もはや宇宙育ち(Voidborne)のアセンションパークによってアンロックされるものではなくなり、星系要塞の建設(Star Fortress)のテクノロジーから分岐したテクノロジーとなりました。

居住地はデフォルトで80%の居住性を持っています。私達はまた居住地の地区のいくつかがそれらが造られる惑星に依存する―ということを実験しています。
例えば鉱山惑星の上に居住地を1つを建設する場合、以下のことが起こるかもしれません:

Voidborne(宇宙育ち)のアセンションパークは居住地のサイズを+2し、居住地の居住性を20%向上させます。
この修正により、これまでのようにアセンションパークの取得が必須であると感じるのではなく、むしろ専門化のための選択肢が多くなることを意味するはずです。

居住地に関する最後のメモとして、私は最終的に異なる居住地に異なるレベル/サイズを追加したい―という私の考えを繰り返し述べておきます。
しかしこれは直近の修正ではなく、もう少し先の将来のこととなるでしょう。

リングワールド

Ring World(リングワールド)が広大な農場のような姿になるのはあまり好きではなかったので、いくつか変更を加えています。
通常の地区はサイズ50ではなく、サイズ5の「セグメント」と呼ばれる独自タイプの地区に変更しています。
皆さんご存知のように、リングワールドは4つの惑星を持っています。
それぞれの惑星は今後5つのセグメントを作ることができます。そしてそれは多くのジョブとたくさんの住宅を持っている非常に強力な地区となります。

マイナー・アーティファクト

皆さんの中には希少なテクノロジーになるはずだったものを示すアイコンが、Ver2.2に部分的に導入されていることに気がついている人もいるかもしれません。
これは個人的に取り組んでいたのですが、当初想像していたようにはうまくいかず、他のことを優先したために、完結させるのに十分な時間がなかったものです。

次回のDLCでは、マイナー・アーティファクトに出会うことがあります。
「マイナー・アーティファクト」とは、古代文明によって残された、より小さく名も無きアーティファクトを広く含む用語です。
それらは発見される必要があり、毎月自動的に獲得されることはありません。

これらが何のために使用されると思いますか?
基本的な機能は、いわゆるアーティファクト・アクションで使用できるということです。
マイナー・アーティファクトを消費することで実行できるさまざまなアクションがあり、それぞれに対してさまざまな効果があります。

これらのアクションのいくつかはテクノロジーをアンロックするでしょう。

Arcane Decipheringを使用すると、マイナー・アーティファクトを消費することでランダムなテクノロジー関連のボーナスを獲得できます。

今週は以上です。
皆さん!ハッピーイースター!来週またお目にかかりましょう。

PS イースタープレゼントを貼っておきます。


以上

フォーラム内のやり取り

フォーラム内のやり取りで気になったものを紹介。
回答側はステラリス・ゲームディレクターのgrekulfさんです。

Q:アーティファクト・アクションは独自のUIを持つのかそれとも既存のUIに組み込まれるのか?

A:今後数週間のうちに明らかになるでしょう。


Q:これらはユートピアDLCの機能なのか、それともバニラゲームの基本機能に組み込まれるのか?

A:Habitatsのテクノロジー、Voidborneのアセンションパーク、Master BuildersのアセンションパークはまだUtopiaDLCの一部です。


Q:2つのリングワールドを同一フレームの上に造る能力がほしいです。

A:それをMegastructure Build Capacityで実現します。


Q:追加の建築容量を用いてDyson球へのアップグレードを同時に行うことができますか?

A:順番に全てのステップを経てアップグレードする必要があります。


Q:惑星が持つ補正が軌道上の居住地に何らかの影響を与えるのでしょうか?
例えば惑星を安定させることができないので、利用できない鉱物ボーナスを持つ不毛の世界がしばしばあります。
もしここに軌道上居住地を建てたならば、惑星からのボーナス効果を得る事ができるのでしょうか?

A:はい。そうすることを検討しています。


Q:機械帝国に対してのバフも考慮して欲しい。

A:はい。100%ではなく80%になるかもしれませんが、これはまだアイデア段階でありそれ以上のものではありません。


Q:”マイナー”・アーティファクトという名前は、”メジャー”・アーティファクトがあることを示唆しているのか?

A:接頭辞 “minor(マイナー)”は、それらが匿名であることを示すために付けただけで、個別に重要な意味を持つものではありません。
将来、もっと多くの情報が判明することでしょう。


またQ&Aではありませんがgrekulfさんから追加情報がコメント欄で出ていました。

マイナーアーティファクトは帝国間でも銀河市場でも取引することはできません。
私(grekulfさん)が望むバランスの変更は、低い居住性はこれまでよりもよりペナルティが大きくなるということです。

以上です。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第144回の紹介でした。

先週に引き続きメガストラクチャに関するお話でした。
そして関連してアセンションパーク周りが色々と変わるみたいですね。

 

…どうもちょいちょい気になるのは、grekulfさんって「自分が好きじゃないから変える」って発言が妙に多いんですよねえ。

リングワールドが広大な農場でもいいじゃない
宇宙世紀だもの
みつを

そういうスタイルが好きで遊んでいたプレイヤーだって中にはいると思うわけで。

もちろんゲームディレクターなので相当な権力があり、我々ユーザーは従うしかないという面はあります。

だけど「好きじゃない」という曖昧な感情に根ざした説明じゃなくて、もっと論理的な理由を示して欲しいところです。

過去の人の事を言ったらイカンとは思うんですけど前任のWizさんは感情論で変更したという事はあまり記憶にありません。

もちろんgrekulfさんもちゃんと考えてて、感情論だけで決めてないはずなんですけど、もう少しどういう事を狙って変更するのかってのは説明して欲しいとは思います。

ま、ここに書いても絶対読んでないはずなので意味はないですけど(・_・)

 

また新要素の「マイナー・アーティファクト」が導入されるとのこと。
DLC購入者向けだけど(・_・)

マイナー・アーティファクトについては今後どんどん情報が出てくると思うので期待したいと思います。

それではまた( ✧Д✧) カッ!!