ステラリス 開発者日記 第327回 2023年の振り返り

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更新情報

2023/12/24 フォーラム内のやりとりを更新


パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第327回が掲載されています。

今回は今年、2023年を振り返る回となります。

※スタッフが飼ってる白柴「とうふ」の画像は割愛します。元サイトにてご確認ください。(去年の今頃はまだ子犬だったのに、1年で立派に成長しましたね)

お断り:以下の記事はパラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
リリース後数年を経てStellarisに公式日本語が実装されたことに伴い、管理人が翻訳した開発日記登場の用語と実際にゲーム中に登場する用語・表現が一致しない事があるかと思いますがご了承下さい。
※画像等はParadoxフォーラムより引用しています。
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ステラリス 開発者日記 第327回 2023年の振り返り

今回の担当はStellaris ゲームディレクターのEladrinさんです。

はじめに

皆さん、よい休日をお過ごしください!

Stellaris開発チームの多くのメンバーはすでに冬休みに入っていますが、毎年恒例の今年の振り返りと、次の目標について考える時期がやってきました。

2023年には三つのメジャーリリースとカストディアンのリリースがありました。

Canis MinorアップデートとFirst Contact Story Pack

今年は、Ver3.7 Canis MinorアップデートとFirst Contact Story Packで、どのようにして星を手に入れたのかをお伝えすることから始めました。
このストーリーパックでは、物語の起源に重点を置き、その内容の深さではToxoidのKnights of the Toxic Godに匹敵します。
Broken ShacklesとPaybackは、邪悪なMinamar Specialized Industriesの下で苦しんだFTL以前の文明について、相互に関連した物語を語りました。
一方、Fear of the DarkはDark Forest理論を探求し、宇宙に足を踏み出すことがそもそも良い考えなのか?と疑問を投げかけました。

ファーストコンタクト DLCはまた、ステラリスにクローキング(遮蔽)をもたらし、科学船に新たな汎用性を与え、フリゲート艦に潜入攻撃者としての新たな役割を与えました。
Canis Minorはまた古代の遺物に考古学的な付加をもたらしました。

GeminiアップデートとGalactic Paragons Mechanical Expansion

5月のStellaris創立記念日には、Ver3.8 GeminiアップデートとGalactic Paragons Mechanical Expansionが発表されました。
このリリースは評議会を追加し、ステラリスの指導者の影響力を大幅に増加させました。
あなたが議会に奉仕するために自分のリーダーを育てていたとしても、有名なパラゴンのリーダーを見つけていたとしても、彼らは以前よりもはるかに強力で適切なものとなりました。

Geminiアップデートでは、実験的な協力ゲームプレイも追加されました。
Stellarisは複雑なゲームであり、最高の教師はプレイヤーであることがわかりました。

Caelumアップデート、種族パックと生息地の再設計

秋のCaelumアップデートでは、多くの古い種族パックと再設計された生息地の改善に焦点が当てられました。
ヒューマノイド種族パックにEnmityの伝統ツリーを追加し、いくつかの新しい特性としてリソイド種にVoid HiveとSelective Kinship civics、プラントイド種にFruitful Partnership originとInvasive Speciesの特性、MegaCorpとNecroidsにWorker CooperativeとMechromancyを追加しました。
いくつかの新しいポートレートも実装され、プラントイド種は2番目にプレイされていない種のクラスから、リリース後の月には2番目にプレイされたクラスとなりました。

それと鳥類も

PyxisアップデートとAstral Planes Narrative Expansion

そして最近では、Ver3.10のPyxisアップデートとAstral Planes Narrative Expansionをリリースしました。
Pyxisアップデートにはリーダーの統合が含まれており、最終的にはリーダーを概ね満足のいく状態にし、パッチサイクルが完了する事で完全にカスタマイズ可能なアウトライナーを提供してくれました。
一方、Astral PlanesはStellarisがこれまでリリースしてきた中で最大のストーリー重視の拡張です。
アストラルプレーン由来のアストラルリフトには複数の結末を持つ分岐した物語があり、それぞれが過去の直線的な考古学の遺物に比べて数倍の大きさになり、当ストーリーパックにはそれら30以上が含まれています。

私たちが導入した技術的な問題によってリリースが台無しになってしまったことを残念に思っています。
今後このような問題が発生する可能性を減らすため、チームの運営方法にいくつかの内部変更を加えました。

Abrakam Entertainment社が私たちの宇宙と伝承に与えてくれた敬意と愛を嬉しく思います。
Astral Planesは、古くからの友人や敵に新たな洞察をもたらし、何年も前から問われてきた物語上の疑問を大幅に拡張します。

おわりに

Technology Open Betaテストを2024年1月15日まで実施しています。
今後の展開次第では、2024年第一四半期に予定されているVer3.11“Eridanus”アップデートに組み込まれるかもしれませんし、組み込まれないかもしれません。
これらの期間中にコミュニティから得られるデータやフィードバックは非常に貴重なものであり、また年明けに戻ってきた際にまとめられたものをすべて拝見する事を楽しみにしています。
Stellarisをより良いゲームにするためにご協力いただきありがとうございます。

私たちは今年Geminiアップデート後のリーダーシステムの段階的な再バランス化に多くの時間を費やしましたが、それは私が望んでいたよりも多くのカストディアンリソースを必要としました。
開発者日記#314に投稿したリストには、新しいアウトライナーのようなものがいくつかありますが、2024年はこのトピックのリストにカストディアンチームを集中させるつもりです。
Eridanusアップデートは主に安定化のアップデートであり、カストディアンチームはバグ修正、ゲームバランス、全般的な安定性に重点を置いています。

振り返ってみると予想外の問題やトラブルもありましたが、みんなでこの1年を乗り切ったことを誇りに思います。
来年以降も皆さんに何をお届けできるかと楽しみにしています。

それではまた来年!

Eladrin​
Stellarisゲームディレクター

Stellaris開発者日記は2024年1月18日に再開します。ハッピーホリデー!


以上

フォーラム内のやり取り(Q&A)

フォーラム内のやり取りで気になったものを紹介(全てを紹介するものではありません)。

今回は特に内容でしたので「なし」で締めたいと思います。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第327回の紹介でした。

特に目新しいトピックはありませんが、今年1年ステラリスは順調だったというのが私の印象です。
ほぼほぼ停滞のようなものがなく、どんどん成長していく姿はとてもリリースから7年目のゲームとは思えないような印象でした🙂

ということで今年のステラリス開発者日記の紹介は今回で終わり。
今年もお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

それでは( ✧Д✧) カッ!!


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都合により、しばらく夜間に記事作成&投稿ができなくなります😥
可能な限り早く記事を作るようにしますが、開発者日記を当日にUPするのはほぼ無理だと思いますのでご了承ください。