ステラリス 開発者日記 第304回 Ver3.8.4がリリース、では次は何か?

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更新情報

2023/6/19 フォーラム内のやり取りを更新


パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第304回が掲載されています。

本日(2023年6月15日)にリリースされた3.8.4パッチでVer3.8代の更新は一旦完了。じゃあ次の展開はどうなるのか?というお話です。

お断り:以下の記事はパラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
リリース後数年を経てStellarisに公式日本語が実装されたことに伴い、管理人が翻訳した開発日記登場の用語と実際にゲーム中に登場する用語・表現が一致しない事があるかと思いますがご了承下さい。
※画像等はParadoxフォーラムより引用しています。
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ステラリス 開発者日記 第304回

今回の担当はStellarisゲームディレクターのEladrinさんです。

冒頭の挨拶

皆さんこんにちは!

“Gemini” Ver3.8.4アップデートが本日リリースされました。
このアップデートでは、Ver3.8リリース後のバランス調整作業を継続しました。
今回の大きな変更点としては、マイクロマネジメント(総督を惑星から惑星に移動させて、いくつかの特性の恩恵を最大限に受けること)を減らすため、あるいは望ましくないスタッキングの問題に対処するために、いくつかのリーダー特性を評議会の特性に変換したことが挙げられます。

管理人注:以下、3.8.4パッチノートのネタバレがありますが紹介は割愛します。
細かい点まで知りたい方は元サイトを御覧くださいm(_ _)m

リーダー特性やそれにまつわるメカニズムにさらなる変更が加えられるのは、秋のリリースを予定しているVer3.9になります。
私たちが受け取ったアイデアや提案のいくつかを「夏の実験」バケットに入れ、どれがうまくいくかを見ていきます。

現時点では、Ver3.8 “Gemini”は安定した状態にあると感じており、Ver3.8.5のホットフィックス版が必要でなければ、次のリリースはVer3.9 Caelumになる予定です。(Caelumは「ノミ」の意味で、彫刻家の道具を表しています。バランス調整と既存の内容を磨き上げるアップデートに最適な言葉でしょう)

生活水準、政治力、統合力の生成

生活水準、政治力、統合力については、互いを比較したときに正常化するためのパス化作業がなされていますーこれはShared Burdens(共有負担)やUtopian Abundance(ユートピア的豊かさ)のような生活水準は十分に生成されていなかったが、Academic Privilege(アカデミック特権)は以前は “統合力生成のチャンピオン”でした。ーつまりこれは、物質主義の生活水準としては少しおかしいです。

これらの変更の後、Utopian Abundanceがチャートのトップになり、Shared Burdensがそれに続きます。
(これはもはや「平等主義派閥の二重の団結」という枷を必要としません)。

これらの変更は本日のアップデートで有効になりました。

生息地とあなた

少数の人々[ed:本当に少数?!?]は、ゲーム後半の星系が極端な数の生息地で溢れかえる傾向について議論しています。
私たちは、特にVoid Dwellers(虚空の住人)の手にかかった場合、生息地がテーマ的で効果的であることを保証しつつ、こういった行動を抑制するさまざまな方法について、いくつかのアイデアを持っています。

夏の終わりには、私たちのアイデアのいくつかを発表し、それらを使った実験がどのように行われたかを議論し、コミュニティから追加のフィードバックを収集する、より広範なフィードバックディスカッションを行う予定です。

Stellaris with a Twist​

Stellaris with a Twistは、Ep3oとAlphaYangDeleteがマルチプレイで協力し、コミュニティから提案されたゴールを達成するストリーミングイベントです。

最終ストリームの目標に対する提案があれば、ここで提出することができますし、このイベントの一部を見逃した方は、ここで追いつくことができます!

Stellaris with a Twistの最終セッションは、来週、CEST 15:00からです!
どのストリーマーがコミュニティが提案したストリームの目標を達成するのか、エキサイティングな結末をお見逃しなく!

週末無料プレイ

ちょっと待ってください、まだあります!

不思議に満ちた銀河を探索するのに勝るものはないでしょう?
そして友達と一緒に銀河を征服するのは当然です!

(2023年)6月22日から6月26日まで、Stellarisは無料でプレイできるようになり、Stellarisに友達を紹介するのに最適な時期が訪れるでしょう–そして協力プレイが加わったことで、今までにないほど協力して銀河を征服解放することができるようになりました。

Stellarisのマルチプレイヤーゲームでは、ホストが所有するDLCはゲーム内のすべてのプレイヤー間で共有されます。
プレイヤーの1人が無料でプレイしていても、協力プレイでも同じことが当てはまります。
だから友達と遊びましょう、遊びましょう、遊びましょう、週末に遊びましょう!
無料体験で初めてStellarisに挑戦しようと思っているけれども、どこから始めたらいいかわからない?ではDiscordに参加してください。
22日から26日まで、プレイヤーのヘルパーがステラリスの「Learn to Play」セッションを運営します!

今週はここまでです。また来週!


以上

フォーラム内のやり取り(Q&A)

フォーラム内のやり取りで気になったものを紹介(全てを紹介するものではありません)。

Q:哲学者キング(Philosopher King)は、追加の開始時のネガティブ特性とポジティブ特性を持つ可能性を否定するだけなのか、それともポジティブ特性はそのままにして、追加のネガティブ特性を否定するのか?
後者の場合は興味深いバフ効果のように思えます。

また最小帝国サイズとして50は少し高すぎるのではないか?
私の記憶が正しければ、いくつかのボーナスやスタートオプションがあれば、ことさらひどい最小/最大でなくても、スタート時の帝国は簡単にその基準値を下回り、強制的に引き上げられるだけだったはずです。

A:現在、Philosopher Kingは最初のケースで動作しますが、後者のケース(マイナスの特性を取得せずにボーナスのプラスの特性を付与する)は確かに素晴らしいバフになるでしょう。これについてはまた後日説明します。

帝国の規模に関しては、100を超えるまではマイナスの影響はありません。
そのため、最低が50であっても最低100と実質的な違いはありません。


Q:「夏の実験」で帝国のリーダー上限、家臣化を希望するAI帝国の弱体化、ポップの成長、経済を見直してほしい

A:夏のプロジェクトの一環としてAI外交に関するいくつかの変更を検討していますが、それが実際に今後行われるかは約束できません。

同様に、リーダーの上限(およびEladrinが以前の開発日記で取り上げた、ユーザーコミュニティが提起したその他のリーダーの懸念事項)については、内部で進行中の議論の一部となっています。

残念ながら、これら3つすべて(生息地、外交、リーダー)に関しては、現時点で具体的に議論できることは何もありません。ですがが今後の開発日記にご期待ください。


Q:リーダー上限に対処する変更が無いことは少し残念だ。

A:今回のアップデートでは、過度のマイクロマネジメントやスタッキングの問題を引き起こす一部のリーダー特性に変更が加えられました。

したがってこれらの変更後は妥当な状態になるはずだと考えています。
リーダーシステムのより包括的なアップデートというものは計画されてはいますが、それがやってくるまでの期間はまた長いものになるでしょう。


Q:パッチ3.9で家臣化を希望するAIを弱体化する計画はどうか?

A:おそらく夏の間に外交アップデートに関する開発者日記を公開する予定です。


今回は以上とします。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第304回の紹介でした。

Ver3.8代はこれにて一旦開発終了。そして次のVer3.9は秋にリリース予定とのことです。
3.8にまだ直してほしい細かなところもあろうかとは思いますが、しばらくはこの3.8.4が安定版となりますので今後当面はこちらを一応?安心して遊べそうですね。
次のVer3.9.xが秋のどの頃にリリースされるかはわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。
なお私はその頃はStarfieldをやってるかもしれませんが…😅

それでは( ✧Д✧) カッ!!