2023/4/5 フォーラム内のやり取りを更新
パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第292回が掲載されています。
今回は予定よりかなり早まって本日公開されましたVer3.7.4アップデート、そして新たにゲームに導入されるコンセプトという機能についてのお話です。
リリース後数年を経てStellarisに公式日本語が実装されたことに伴い、管理人が翻訳した開発日記登場の用語と実際にゲーム中に登場する用語・表現が一致しない事があるかと思いますがご了承下さい。
※画像等はParadoxフォーラムより引用しています。
ステラリス 開発者日記 第292回 3.7.4リリースとコンセプト
以下、スポイラー部分は省略します。詳細を知りたい方は元投稿を御覧ください。
また今回元記事内に貼ってあるのがgifのため引用できません。詳細は元記事を御覧ください。
加えて最後2つの犬(tofu)の画像は省略します。
冒頭のあいさつ
ハッピーな木曜日です!
ユーザー調査のアンケートに回答してくれた皆さん、また、Custodian Diplomatic AI Feedbackスレッドに投稿してくれた皆さんに感謝します。
当初、Ver3.7.4のリリース日は来週になる可能性があり、今日はその内容について話すだけのつもりでしたが、予想していたよりも作業が少しうまくいき、今朝の時点で3.7.4のパッチがリリースされました。
何か大きな出来事が起こらない限り、Stellarisの次のアップデートは、第二四半期中を予定しているVer3.8 Geminiのリリースになると予想されます。
3.7.4パッチには、FTL以前の文明が核による火災にて自滅することに熱心すぎることへの別の調整(「危機一髪」 になる可能性がかなり高くなったので、いくつかの可能性の重みづけを調整しました。)が含まれていますが、Ver3.8においてより大きな解決策が計画されています。
Concepts(コンセプト)
新規プレイヤーやリピーターがゲームをより理解するための継続的な取り組みの一環として、我々の兄弟となるスタジオが制作したFTL以前のゲームを観察しているうちに、UX内にあるテクノロジーを発見しました。
Ver3.8ではクルセイダーキングスやビクトリアでお馴染みの入れ子(ネスト:多階層)式ツールチップの一種である「コンセプト」を導入する予定です。
コンセプトの主な目的はツールチップをシンプルにし、以前よりも多くの情報を得る手段を提供することです。
これにより基本的なツールチップに詳細な情報を盛り込む代わりに、必要に応じてキーとなる用語について掘り下げて説明することができます。
最終的なリリースでは変更される可能性がありますが、現在、コンセプトは常に特定のティールカラー(鴨の羽色)で表示されるよう計画されています。
しばらくすると(あるいはマウスの中ボタンをクリックすると)、以下のgif画像ように、インラインコンセプトを持つツールチップが固定されるようになります。
これらを導入する最初の取り組みの例として新規にゲームを開始する前の銀河の設定に焦点を当てました。
ここでは一見しただけではわからないけれども、かと言って完全に説明するとなると通常のツールチップが肥大化してしまい、まるでテキストで満ちた壁のようになってしまう内容について詳細を説明しています。
Ver3.8におけるコンセプトは、まず最初は銀河の設定に限定されますが、来年以降のカストディアンリリースにおいて、コンセプトの使用を帝国の作成画面以降にも拡大していく予定です。
来週の予定
来週はVer3.8 Geminiアップデートに追加する主な機能と、 (願わくば)計画中のVer3.8.0 Gemini Open Betaテストの詳細について説明します。
以上
フォーラム内のやり取り(Q&A)
Q:コンセプトはローカライズ(翻訳)してゲーム内に実装されるのでしょうか、それとも単にゲーム内のツールチップにコンセプトの仕組みが追加されるだけなのでしょうか。
A:コンセプトはローカライズされたテキストがあるほぼすべての場所に追加できます。私たちはゲーム内のセクションを1つずつ書き直していきます。
Q:「何か大きな問題が発生しない限り、次のStellarisアップデートは第2四半期のVer3.8 Geminiのリリースになると考えている」とのことですが、このリリースにはまだバグが多すぎます。
バグレポートフォーラムを読んでください。新たな修正プログラムが必要です。
A:重大なクラッシュなどがないか確認するが、今のところ問題は無いと考えています。
Q:バグレポートフォーラムの最初の8ページに間しては、Mod由来のものはほぼありません。
あなたはレポートを読んでいないので、すべてがうまくいっていると思っているのでしょうが、そうではありません。
A:私はレポートを読んでいますが、レポートはチェックしてからログを記録するという特定のプロセスを経たときにのみアクションを起こします。
これはリリース後に時間を割いて行うことですが、時間が経つにつれて人数が少なくなっていきます。
現段階ではVer3.8への対応にリソースを割かなければなりません。
バグレポートの数自体が、現在の状態を推し量るのに最適な値ではありません。
私たちはプレイヤーのバグ報告に非常に敏感であり、より多くの人々が問題を報告することを奨励しています。
重大な問題がある場合は選択肢を検討しますが、現時点では緊急対応しなければならないほどのものはありません。
挙げられた具体的な問題について調べてはみます。
しかし、現在のリリースペースを維持したいのであれば、すべてを修正することはできません。
私の仕事は今すぐ修正しなければならないものと、待つことができるものを判断することです。
不満は察しますが時間は限られているのです。
最後の2つの回答者は先週も結構質問者を煽るような事を言っていたQA担当の方です。
言いたいことは分かるし内容も至極当然で納得できるんですけど、
なんというか、言い方ですよね😥
とは言え、海外ではこれくらいハッキリ言っても特に角が立たないのかもしれませんね(実際はどうかわかりませんが…)。
今回は以上とします。
感想・まとめ
以上、Stellaris 開発者日記 第292回の紹介でした。
パッチが早期にリリースされ、これでVer3.7.x台については開発完了とのことです。
次の3.8までは3.7.4の状態が維持されるのでいよいよ本格的に遊んでいけそうですね。
今回コンセプトと呼ばれる入れ子構造のテキストツールチップが導入されることが発表されました。
最初は銀河作成時のメニューに限られるようですが、コンセプトは来年以降はさらに別の要素にも拡大していくとのこと。
ということはつまりStellarisの開発は2024年も続くということが明確なようです。
Stellaris2の心配をせずに、まだまだ引き続き遊んでいけそうですね🙂
それでは( ✧Д✧) カッ!!