更新 2019/11/10 フォーラム内のやりとりを追記
パラドックス社の公式フォーラムに
ステラリスの開発者日記 第159回が掲載されています。
今回は銀河共同体という聞き慣れないタイトルになっています。
早速見ていきましょう。
※画像等はフォーラムより引用。
ステラリス 開発者日記 第159回 銀河共同体
冒頭のあいさつ
みなさん、こんにちは!
本日は、Stellarisに搭載された新機能:Federations-the Galactic Community(連邦銀河共同体)についてお話します!
銀河共同体は、宇宙の国連に非常に似ています。
会員は、すべての会員帝国に影響する法律である決議案を提案し、投票することができます。
本日記内のスクリーンショットには、まだ進行中の作業がたくさんあります。
数字と効果は必ずしも最終的なものではありません。
議題
議題というのは物別れになるものです。
したがって同盟国である帝国でさえ、どれを採択すべきかーということに関しては、非常に異なる議題を持つことができます。
議題の通過
議題を通過させるための第一歩はそれを提案することです!
銀河共同体のどのメンバーも議題を提案することができますが、一つだけを採用する事ができます。
議題が提案されると、提案キューに移動します。
上院では一度に1つの議題にしか投票できません。
そして、その提案を支持する最大の外交上の重みを持つ決議案が、次の会期で採用されることになります。
議題が審議中で投票になった場合、帝国は賛成、反対、棄権することができます。
賛成か反対かによって、帝国の外交的な重み付けがどちらかの側に追加され、現在の会期が終了したときに票が数えられます。
議題に賛成する外交的重みが反対する量より大きい場合議題は採択されます。
外交的重み
外交の影響は、「外交的重み」と呼ばれる新しいスコアリングシステムを使用して計算されます。
いくつかの例を挙げると、経済、テクノロジー、艦隊戦力などの要素で構成されています。
またさまざまなソースによる、外交的重みの量に影響を与える色々な方法があります。
自らの経済からどれだけ外交的重みを得るかを修正できる「決定」がありますし、艦隊や他の分野からどれだけ外交的重みを得るかを増やす外交活動があります(外交活動の詳細は後ちほど!)。
皆さんは、外交、銀河のステージで自分自身をより影響力のあるものにするための多くの異なる方法を目の当たりにすることでしょう!
支持
議題については、帝国は集票を強化するために賛成を呼びかける可能性があります。帝国は別の帝国に最大10の支持を借りることができ、各支持は外交の重みの10%分の価値があります。
たとえば、ある帝国が10の支持を呼びかけた場合、彼らは他の帝国の外交の重みの100%を彼らの重みに加えることができます。
この方法で賛成することは、決議に対する投票にのみ影響します。
これはまた、プレイヤーとAI帝国間での支持がプレイヤー帝国間と同じように機能することを意味します。
支持は、AI帝国が外交取引を受け入れる可能性を高めるためにも使用できます。
支持は、貿易の外交を通じて取引することができます。
銀河評議会
銀河評議会を持つように銀河共同体を改革することが可能です。
評議会は、最高の外交的重みを持つ多数の帝国で構成されます。
デフォルトでは評議会には3人のメンバーがいますが、その数は議題を通じて変更できます。
銀河評議会は、拒否権や緊急措置などの特別な権限も利用できます。
拒否権により、議員は現在提案キューにある議題案に拒否権を付与できます。
銀河評議会のメンバーは提案された議題を緊急案件と宣言することが可能です。
これにより、直ちに上院が召集され、緊急決議案の採決が開始されます。
銀河フォーカス
銀河共同体は銀河フォーカスを設定することができます。
これは、銀河共同体が一緒に何かを達成するか、危機に対処することを決定したことを意味します。
銀河の侵略者を銀河に対する脅威と宣言する決議があります。
つまり、危機が進行している間、他の銀河共同体のメンバーとの国境を閉鎖することは銀河法に違反します。
銀河市場は今や、「銀河市場の発見」への銀河フォーカスを通じて設立されるようになりました。
銀河市場を形成する決議が可決されたとき、市場創設者となる入札プロセスはこれまでと同様に継続します。
銀河共同体の作成/参加/脱退
帝国が銀河系内の半分の帝国とコミュニケーションを確立すると、銀河共同体の形成を示唆するイベントがトリガーされます。
このことは、銀河共同体の形成がかつて銀河市場を形成するために働いていた方法に似ていることを意味しています。
銀河共同体のメンバーとコミュニケーションを確立すると、即座に銀河共同体に参加することができます(そして、実際に見ることができます!)。
銀河共同体を去ることは、該当帝国が制裁の対象になりすぎたり、帝国に対して悪影響を与える決議が多すぎる場合に帝国が脱退の実行を選択できます。
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来週は全ての「起源」について紹介します!
以上
フォーラム内のやり取り(Q&A)
grekulfさんの担当分
Q:無料パッチの内容をいつ詳細に説明するのか?
A:銀河共同体の大部分は無料パッチに含まれ、銀河評議会のようなものが拡張扱いです。
Q:2つのライバルの銀河共同体があればいいと思います。
A:それはクールですが、現在は不可能であり計画もありません。
Q:外交が制限されていない帝国(浄化主義、完全な内向き)は共同体の上院に参加できるのですか?
A:浄化主義帝国は参加できませんが完全な内向き帝国は参加できます。ただし外交の重みについて厳しいペナルティがあります。
Q:強大な帝国の提案を退ける方法はあるのか。議題の提案にクールダウンタイムがあるのか?
A:議題の提案には影響力ポイントが必要であり、また一度に提案できるのは一つだけです。
大帝国にとって良くない議題を提案することを通じて、大帝国が自分たちから提案することを回避させる事ができます。
Eladrinさんの担当分
Q:(銀河共同体の法に違反した場合)「あなたは銀河法に違反しています」というメッセージ以上に何があるのか。
A:それは共同体が禁止していることをあなたがやっているということです。メッセージ自体には効果がありませんが共同体が特定の決議案を通した場合、あなたは避難されるか様々な制裁措置が適用されるか「是正」措置のターゲットになる可能性があります。
Eladrinさんは他にも少しフォーラム内でやりとりをしてましたが
ゲーム内容にあまり関係なさそうなことだったのでそちらはカットしました。
感想・まとめ
以上、Stellaris 開発者日記 第159回の紹介でした。
銀河共同体は国連を模しているとのこと。
じゃあ実質まともに機能してないんじゃ…とか思ってみたりみなかったり(´・_・`)
銀河共同体で出来る内容も盛りだくさんのようで色々と興味深いですね。
個人的に、ステラリスって外交面でもう少しやれることがあればなぁ…と常々思っていたので、こうやって外交関連を強化してくれるのは嬉しいです。
その分いろんな管理が大変になる面もありそうだけど…。
今回本文中の訳でResolutionを「議題」としたほうが良いのか、「決議」としたほうが良いのかちょっと迷いました。
また後で読み直してみておかしかったら修正するかもしれません。
それではまた( ✧Д✧) カッ!!