2023/5/7 フォーラム内のやりとりを更新
パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第299回が掲載されています。
今回は新しいDLC Galactic Paragonsに伴って更新される、市民、起源、伝統についてのお話です。
リリース後数年を経てStellarisに公式日本語が実装されたことに伴い、管理人が翻訳した開発日記登場の用語と実際にゲーム中に登場する用語・表現が一致しない事があるかと思いますがご了承下さい。
※画像等はParadoxフォーラムより引用しています。
ステラリス 開発者日記 第299回 市民、起源、伝統
冒頭の挨拶
こんにちは。北極の私の小さなコーナーへようこそ!またMarekが登場しました。
本日は我々が作った新しい帝国の創造物を紹介します。
開発者日記のタイトルから、市民、起源たち(あるいは正確には「Origin」で単数です)、伝統について書かれた内容ではないかと推察しているのではないでしょうか!
ビデオ開発者日記を見る:
市民はリーダーに焦点を当てた…しかし常にそうであるとは限らない
潜在的な市民についてデザインを進めるにあたり、いくつかの異なる点を考慮する必要がありました:
- リーダーを何らかの形で対象とする市民、効果、修正に焦点を当てるべき
- プレイヤーが帝国をプレイするための新しい方法を追加したい
- まだゲームにはない、ある種のプレイスタイルのためのファンタジーを強化することを忘れてはいけない
そこで1つの帝国タイプにつき、1~2種類の市民だけで満足するのではなく、あらゆることをやってみようと思ったのです。
その結果、スタンダードな帝国、メガコーポレーション、ハイブマインド、機械知性体を中心に、8種類のユニークな市民(市民のコピーを異なる帝国タイプ用に調整したものを含めると、その数は12種類となります)が完成しました。
知識の詰まった保管庫
私たちの最も象徴的な市民として、将来のリーダーを強化するためにリーダーの知識を保存できるものを選びました。
要約するとレベル8まで生き残ることに成功したすべてのリーダーは、市民によって提供されるユニークな建物にボーナスを与えますーつまりこのリーダーの物語、経験、または知識が将来の世代のために保存されるのです。
彼らは私たちのようになる…。好むか、好まざるかに関わらず
次の市民にはできるだけ早く、私たちの用意したより派手な特徴を紹介するようなものを作ろうと思いました。
しかし私は並行して、すべての人を自分の倫理の適切なクローンに変えるために聖戦に乗り出す帝国を演じたいとも思っていました。
そして拡張主義者やすべてを征服する帝国には役立たないような戦闘市民を登場させたいと思った。
この市民にまつわる全体的な考え方は、宗教的であることではなく(したがって、精神主義である必要はありません)、自分の倫理観を他の人に布教することに関して狂信的に熱心であることです。
結局のところ、そういう人たちは惑星上において人々を自分たちの道徳的価値観に改宗させていたのに、なぜ宇宙でそれをやめなければならないのでしょうか?
しかし、利益はどうなのか?
MegaCorpをプレイするのが好きなプレイヤーたちのことも忘れてはならないでしょう。
メガコープのテーマは通常、国を経営するディストピア企業を中心に、最前線であるいは陰から展開されます。
ここではこれまで不足していたと感じていたこのプレイヤーファンタジーに新しい要素を追加したいと思いました。
そしてこれこそがPharma Stateが作られた理由です。医療従事者を後押しし、また、あなたの豪華な支社のために新しいコーポレートビルディングをアンロックします!
信用のために美容整形をして破産させるような違法な場所であれ、人生をより良くすることに焦点を当てた会社(もちろん高い利益率で)であれ、選択はあなた次第です。
利益が全てではない!(何?)
メガコーポレーションが成功するためにはプロセスの効率も重要です。
非効率的な作業は深刻な不始末を招き、利益を失い(まあそれでも利益はあるのですが)、「今月の優秀な労働者」の地位を失う可能性があります。
つまるところあなたは単なる機械の歯車ではありません。
あなたは会社を存続させるための非常に精密な歯車なのです!
ゲシュタルト用に何かないのか?
ゲシュタルトはある意味で、個人、その成長、栄光/権力/富/レベルへの道を中心とするGalactic Paragons DLCの対極にあります。
そこで私たちは以下に紹介する2人の市民とともに、彼らのリーダーを他のゲシュタルトに比べて少し「個性的」にすることに注力しました。
これらの市民を持つハイブマインドと機械知性体はどちらもリーダーにより多くの思考の自由を与え、彼らの意識を異なる事柄に集中させることができますーつまり2から1へのベースの変更は実質的にリーダーの維持コストを50%削減することになるので、リーダーの統合力維持にも少し役立つはずです(その後資源を取得しやすくなります)。。
それは栄養をより多く摂取して委任するようなものです!
しかしこれでは8市民ではない!
さて自分で市民を推測したり探索したりする楽しみはどこにあるのでしょうか?
ここでは欠けているもの(しかし、Vaultsはあらゆるタイプの帝国に存在し、それらのために少し調整されているだけであることもお伝えします)についてのティーザー(焦らし)要素をいくつか紹介します。
市民とその効果を当てることに報酬はありませんが、自分の予想を投稿してそれが当たったらいつでも自慢できます。
この惑星の何が問題なのか、見破れるますか?
貴族エリートの市民建物について聞いているのではありません。
ここで、さらにいくつか紹介しますが細かな説明は省略します。
[EFFECT.RandomizeNamesOrder】Letters of Marque、Neural Vaults、Heroic Past.
その他の市民を、以下の名前に簡単に関連付けることができるはずです。
いくつかの説明
Heroic Pastは、他の帝国よりも早く優れた指導者を生み出すことに焦点を当てた、伝説的/英雄的人物崇拝のようなものに帝国を導きます。
この市民特性を得ることで、帝国は自国民を偉大な未来に導く特別な人物を育てることに専念していることを示します!
(または、エーテルドレイクでシステムに入る際に誤って死亡する。あなたの指導者が実際に生き残って真の伝説になることを約束するものではありません。)
Letters of Marqueは、海賊が大企業メガコーポのために働き、火力を必要とするあらゆることに対処するのを助けるというファンタジーに私たちが挑戦したものです。
海賊と戦うためにお金を使うのではなく、海賊を雇うためにお金を使うことができます。
隣人を襲ったり他の海賊を牽制したりできます。
Neural VaultsはVaults of Knowledgeの改良版で、効率的なドローンから記憶を取り出し、その記憶を使ってより強力なリーダーを作ることができます。
はい、市民1人あたり1枚のスクリーンショットを提供すると、開発者日記は画像が多すぎて肥大化すると思いました。
そしてもちろんMegaCorp向けの市民特性はその色から推測できることでしょう。
One to Rule Them All:Galactic Paragons DLCの支配者の起源
Under One Ruleは、帝国の構成とゲーム内の選択に基づいて多くの異なる結果をもたらす、半ストーリーラインの起源です。
誰かにこの起源のインスピレーションは何かと聞かれたら、『インヴィンシブル』シリーズのある人物(名前はOから始まる)と、シャルルマーニュのような歴史上の人物だと答えるでしょう。
しかしメインテーマは、平和的に統一する代わりに、他の手段で惑星を統一した、例外的な個人と相互接続された帝国についてです。
ファースト・コンタクトイベントのNew World Orderを想像してください。
後日、実際に権力を維持することに成功した支配者が登場します。
この卓越したリーダーは帝国の指導者であり、新しい時代をもたらし、星の栄光を彼または彼女の人々(またはそれ)に約束した人でもあります。もうお分かりですね?
起源を1つしか作る時間がなかったので、ストーリー性を重視することにしました。
どちらかというと指導者のリーダーが運命を全うするための道であり、それはプレイヤーの手に委ねられているのです。
プレイヤーの選択によって4つ(数え方によってはそれ以上)の異なる結果があり、以前は私が「ストーリーはそんなに気にしない」と呼んでいた特別なルートでは、多くのストーリーコンテンツをバイパスし、多くの潜在的なパワーを獲得するものもあります。
独裁者の要件を理解し、なぜこの起源で帝国主義者になれないのかと当惑している人のために、すべてのストーリーが独自の道を進むように、建国神話に忠実であることとは異なる目標を追求する可能性がゲーム内にあります(そう、これは権威タイプを変更できるイベントがあることを意味し、それはかなり早く起こるのでネタバレで台無しにする事は恐れなくてよいでしょう)。
しかしよりメカニカルな側面について話しましょう。
この起源の主な特徴は、プレイヤーに強力なスタート時の支配者を与え、ユニークで強力なスタート評議会特性(すべてTier IIIまで階層化できるため、リーダーを成長させる余地があります)を持たせることです。
これらの特性は標準的な評議会の特性とは異なり、リーダークラスではなく、帝国倫理に基づくものとなっています。
簡単に言うと14の特性から選ぶことができます。
そして国民に対して過度に横暴にならないことを忘れないでください…それとも、悪の支配者であることに隠された力があるのでしょうか?
あるいはそれは、あなたが首都惑星でコロッサスを使うように、私が仕掛けたいだけかもしれません?(でも本当に止めてくださいね)
さてそろそろゴールに近づいてきましたので伝統に則って、この開発者日記の最後の機能についてお話しましょう。
伝統ツリー、適性と政治的手腕
伝統ツリーのテーマを選ぶことは簡単でしたが、正直に言いましょう。
リーダーの再設計と新しい評議会機能があります。
どこに向かっているかはもうおわかりでしょう。
まずリーダーの伝統のツリー、私たちの適性から始めましょう。
新しいAptitude(適性)の伝統では、あなたの帝国はリーダーに焦点を当て、経験値レートを筆頭に、より大きな、そしてより小さなバフ効果を与えます。
リーダーに焦点を当てたいのであればこのツリーは堅実なツリーですが、もしそれがあなたの好みでないのであれば、このツリーには近づかない方がいいでしょう。
次はStatecraftのツリーです!
評議会の特徴としてより強力な評議員を持つこと、そしていくらかリーダーを後押しすることも簡単にピンポイントで挙げることができるでしょう。
しかしもしあなたの帝国がリーダーに焦点を当てていない場合でも、ショーを運営するための強力な政府を構築するために、非リーダー指向の効果と修正効果から利益を得る可能性があります。
つまり要約すると、それは…国家を導くことなのです。ぴったりの名前ですね。
おわりに
さて!この開発者日記もいよいよ終わりです。
そして発売日まであと少しというところまできましが。まだ皆さんにお伝えしたいことがいくつかあります: 推測してください!フォーラムに書き込んでください!Stellarisを遊んでください!そうして楽しんでください!😀
そしてSteamでGalactic Paragonsをウィッシュリストに登録してください!
以上
フォーラム内のやり取り(Q&A)
今回はあえて触れるようなめぼしい内容がありませんでしたので、無しとしたいと思います。
感想・まとめ
以上、Stellaris 開発者日記 第299回の紹介でした。
まず今回の日記ですが、原文がかなりクセがあって翻訳するのが大変でした。
ここまでクセの強い開発者日記の文章は数年ぶりに読んだ気がします。
(初代のリーダーWizさん時代の開発者日記でたまに似たようなクセの強い文章があったことを訳してて久しぶりに思い出しました。)
私の正直な気持ちを言うと、この方には二度と開発者日記を書いてほしくないです💦
無駄口が多いのと、まともに説明せずにはぐらかすような事ばかりで、
だったらもう開発者日記で取り上げなければ良いのでは?口をつぐめと読んでて思いました。
+自分はGWの夜にいったい何をやってるんだろう…🤔とふと正気になって思った(笑)
あと何が一番酷いかというと、本人はノリノリでこれはウケるだろうなぁ…と思って書いてる感がヒシヒシと伝わって来るんですけど、それが全く面白くない点。
致命的です( -_-)
そしてだんだん腹たってきた(笑)
ということで今回の開発者日記ですが、
- 私の方でかなり意訳しています(いつも必要に応じてそれなりに意訳はしてますが今回は意訳度強めです)。
- 画像に付随する文章の中に、訳して載せてもしょうがないような、如何ともし難いしょうもないものがありましたのでそれらは私の判断で除外しました。
これら、私の行った措置が気に入らないという方は原文をお読みくださいm(_ _)m
それでは( ✧Д✧) カッ!!