ステラリス 開発者日記 第286回 First Contactにおける恐怖と考古学

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更新情報

2023/2/13
初稿後、元記事の冒頭に動画が貼り付けられていたのでその箇所を修正しました。
文中、「考古学テクノロジー」としていた所を、一部「古代テクノロジー」に置き換えました。
またフォーラム内のやり取りを追記しました。


パラドックス社の公式フォーラムにステラリスの開発者日記 第286回が掲載されています。

今回は新DLC、First Contactで登場する起源の一つFear of the Darkについてです。

お断り:以下の記事はパラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
リリース後数年を経てStellarisに公式日本語が実装されたことに伴い、管理人が翻訳した開発日記登場の用語と実際にゲーム中に登場する用語・表現が一致しない事があるかと思いますがご了承下さい。
※画像等はParadoxフォーラムより引用しています。
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ステラリス 開発者日記 第286回 First Contactにおける恐怖と考古学

今回の担当はStellarisコンテンツデザイナーのPDS_Bojjさんです。

冒頭のあいさつ

皆さんこんにちは!私はPDS_Iggyです。Fear of the Darkのすべてをお伝えします!

ファーストコンタクトの新たな物語となるこの作品は、分裂した人々に焦点をあてています。
あなたの恒星系の惑星が爆発した後、恐怖と異星人嫌いが広がり、人口の大部分があなたの母星から逃げることになりました。
彼らの目的はなんでしょうか?銀河の他の地域から隠れることです。

Fear of the Dark

 

つまり「惑星を破壊する力を持つ異星人の攻撃を受けたとき、我々の種のまともな人間は、可能な限り慎重な行動をとった!」ということだ。

このような人口の分裂は起源の効果に反映されます。
あなたの帝国のかなりの人口が(母星の)近隣に住んでいたため、研究の選択肢やリーダーの選択肢が減少してしまいます。
しかし、あなたの帝国は通常の帝国よりもより探究心が強いため、宇宙を探索することでさらなるアノマリーを発見することは困難ではないでしょう。

次に突破口を開いたときには、我々の帝国にきっとかつての華やかさから戻ってくるだろう!我々の科学的研究は、我々全員を破滅させることを遅らせることができる数少ない方法の一つだ。異星人を母星に連れてくれば全てがおしまいだ。

さらに、Fear of the Darkの起源は非常にユニークなシステムから始まっており、それの性質を活用することで連星系の惑星から始めることができます。
つまり我々のかつて分裂した「いとこたち」はロケットで飛んだだけの距離に住んでいます。(太陽系スタートの場合は火星に配置されます)

この状況を最大限に活用するのはプレイヤー次第です。
パートナーの惑星は強力な同盟国になることができますが、彼らもまた非常に慎重です。銀河の舞台への入り口を魚雷で攻撃しないようにしましょう。

「ディバイダー」の研究が終わる頃には異星人の脅威を軽く扱うのをやめる事でしょう。待っててください。我々は狩られることはない。

何が起ころうとも我々は一つの民族です。共に強くなることを忘れないでください。ああ、あなたの仲間の惑星は遮蔽された船を持っています。

それではここからは、MrCosmogoneと彼の素晴らしい古代テクノロジーに関する、今回のパッチにおけるカストディアン・アップデートについてお楽しみください。

考古学に関するアップデート

ガラスケースに入った古いレーザー砲のそばを通るとき、すべてのものが博物館に収められている訳では無いと思ったことはありませんか?
もしかしたら、Irassian人のトラクタービームは埃を集める代わりに、あなたの大義のために使えるかもしれません。

あなたがAncient Relics DLCを所有しているなら、良いニュースがあります!

発掘された遺跡からは、時折、小さなアーティファクトが発見されることがあり、軌道上のステーションや惑星を植民地化することで利用することができます。

もっとたくさんの装身具が見つかるかもしれません!

マイナーアーティファクトより得た収穫物は、建物、スターベースモジュール、船の部品など、すべてマイナーアーティファクトで作ることができる新しい古代テクノロジーを有効に活用することができます。
これらの古代テクノロジーを手に入れるにはいくつかの方法があります。
特別プロジェクト[先駆者]の秘密を完成させると、ユニークな古代コンポーネントをアンロックするための研究オプションが得られるようになります。

前駆体の力をこの手に

いくつかの採掘サイトでは、新しいテクノロジーの1つにアクセスできるようになりました。これは非常に確実な入手方法です。

仕事をしろ、オキシガル!私は今週中にこの研究を自分の手元に置いておきたい!

これらの新しいテクノロジーはすべて社会学の分野にあり、古代のテクノロジーを機械や武器にはめ込むという、全く新しい「考古学」のカテゴリーに含まれています。
これらの考古学的テクノロジーを自分で発見するのは長く困難なプロセスですが、幸運なことに古代のものに興味を持つ熱心な研究者の助けを借りることができます。

それらは主に古いものを稼働させるだけなのです。

遺物の母星でスタートする「Remnants」の起源を選択した場合、Faculty of Archaeostudies(考古学学部)がアンロックされ、それがゲーム開始時の研究ラボと入れ替わった状態でゲームをスタートすることになります。

それでもまだ古代のテクノロジーに特化したいという欲求が満たされない場合は、さらに深く掘り下げるため、新しいアセンションパークを用意しています!

全歴史好きの皆さんへ!

このようにマイナーアーティファクトの生成量が増えたため、既存の経済規模を拡大する必要がありましたが、これを機にトップメニューバーに他の戦略資源と一緒にアーティファクトを表示するようにしました。

数字が大きいほど良いゲームだということですよね?

まだ市場で購入することはできませんが、他の帝国と交換することはできます!

それは私の博物館のものだ!

今回全部を紹介するだけのスペースはないのですが、ちょっとだけお見せします。

古代のタイタンgo!

それと最後にもうひとつ。UNEから来た厄介な人類を原点に戻すために、コロッセウス用のデボルビング(退化)・ビームを作ったかもしれません。

猿に戻れ!

彼らはよいペットになるでしょう


以上

フォーラム内のやり取り(Q&A)

フォーラム内のやり取りで気になったものを紹介(全てを紹介するものではありません)。

Q:起源を選択し太陽系でスタートした場合、分離したコロニーが火星にたどり着いたとします。
その場合、当該コロニーの名称がランダム命名リストから付けられるのではなく「火星」という名称を維持してほしい。

A:コロニーの名前は自由に変更できます。


Q:国境が閉鎖された状態で遮蔽された行動を行うことは可能でしょうか?
例えば隠されたアノマリーを探索したり、より効果的でリスクの高い方法で情報を収集するなどはどうでしょうか?
反応する時間がほとんどない状態で突然軍隊を上陸させるなどはできるのでしょうか?

A:遮蔽に関したできることと制限についての開発者日記が将来的に計画されています。


Q:太陽系でFear of the Darkの起源を開始した場合どの惑星が爆発するのでしょうか?

A:金星です。


Q:考古学由来のテクノロジーは、通常の研究の選択肢に表示されるのでしょうか?
そうでなければ、そのカテゴリーを専門とする科学者はまったく役に立たないでしょう。

A:できます!が可能性は低いのでこの方法で研究に全ての古代テクノロジーが出現するとは思わないで下さい。


Q:退化ビームはpopの特性をリセットしますか?

A:特性のリセットはありません。
取り除くのが難しいかもしれない「強制的な退化」特性が追加されるだけです。


Q:マイナーアーティファクト堆積物の上に生息地を建設するとどうなりますか?
ナナイト、ズロ、リビングメタルなどの採掘は可能ですか?
研究地区を作ることはできますか?

A:採掘できるし研究地区も可能です。


Q:古代テクノロジーは、通常のゲーム後半のテクノロジーよりもはるかに強力ですか、それとも特定の固有のメリットがあるのですか?

A:経験則から言うと、古代のテクノロジーはTier 3とTier 4の間であり、それらをバフするいくつかの方法と、通常ではありえない効果や工夫が施されていると考えてください。
ストレートなアップグレードというよりは、ゲーム終盤における派生方向のアップグレードを考えてみてください。

しかし、前駆体のテクノロジーは前駆体専用です。
それを手に入れるには、それを持つ帝国のスパイになるしかないでしょう。

Q: 母星系や他の遺物の世界にエキュメノポリスを復活させるとどうなるのでしょうか?
マイナーアーティファクトの収入を失うのでしょうか?
研究部を移動する必要があるのでしょうか?

A:惑星が何らかの理由でクラスを変更した場合にはボーナスは失われます。
昔の遺跡を平和に研究したいのなら、すべてをブルドーザーで壊し、すべてをコンクリートで包むのはやめた方がいいでしょう。


Q:前駆体の母国に負けても、前駆テクノロジーを研究することは可能なのでしょうか?

A:「先駆者の秘密」 を掘り下げていくと、その先駆けとなるテクノロジーが手に入ります。


Q:古代遺物を伴わない古代テクノロジーは登場しないのでしょうか?
それともAncient relics DLCのように古代テクノロジーのほとんどはDLC購入者が入手可能で、いくつかがベースゲームに含まれているだけなのでしょうか?

A:全て古代遺物を伴います。


今回は以上とします。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第286回の紹介でした。

今回はざっくりと触れる感じでしたが色々な情報が出てきましたね。
最後の退化ビームとかあっさりと終わりましたが、他の種族を退化させるとのこと。
画像を見ていると惑星ごと退化させるような感じなので結構な威力になりそうです。

が、これ自分で使う分はまだ良いとして、敵に使われたら大変ですよね。
退化した状態から盛り返すことができるんでしょうか?
もしかして進化ビームもあるとか?

それでは( ✧Д✧) カッ!!