ステラリス 開発者日記 第157回 Things That Rock

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更新情報

パラドックス社の公式フォーラムに
ステラリスの開発者日記 第157回が掲載されています。

https://forum.paradoxplaza.com/forum/index.php?threads/stellaris-dev-diary-157-things-that-rock.1264500/

PDXCON後初の日記はどんな感じかさっそく見ていきましょう。

以下パラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
※画像等はフォーラムより引用。
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ステラリス 開発者日記 第157回 Things That Rock

今回の担当は、ステラリス・ゲームデザイナーのEladrinさんです。

冒頭のあいさつ

みなさん、こんにちは!

私はステラリスのゲームデザイナーEladrinで、ステラリスチームの新しいメンバーの1人です。
Ancient Relicsの開発中にチームに参加しましたがとても楽しい経験をしました。PDXCONで多くの皆さんと出会え、たくさんのアイデアや素晴らしいストーリーを直接聞くことができ最高でした。

さて、過去の開発者日記152回153回において、Grekulfが私たちがやった夏の実験のいくつかに言及しました。
しかし今日の開発者日記では、私が夏の間にやっていたある事について話をしたいと思います。
それは新種族、Lithoidsのゲームメカニズムについてです。

新種族Lithoidsについて

いきなりで申し訳ないのですが、ここの英文の第1パラグラフの部分(元サイトではYoutubeの動画が貼ってある真下の箇所)は、Lithoidsにちなんで鉱物系のジョークを延々と言ってるようなんですが、私には意味がサッパリ分からない&たいして重要とも思えないので全面的にカットしましたm(_ _)m

さて、私の鉱物のジョークはストップします。

15個のLithoid(リソイド種)のポートレート(および1つの新しい機械のポートレート)があり、そのいくつかは他の表現タイプに似た外観を持っているため、Syncretic Evolutionで興味深いことを行うことができます。

船は美しい非対称なクリスタルデザインを使用しています。
船の色は帝国の旗の色を反映していることに注意してください。
皆さんはこの特性を有利に使って、よりスイートに見える艦隊を編成することができます。

Lithoid向けアドバイザーの音声もあります。
私はジョークをやめましたが、宇宙にはLithoidのアドバイザーを止める術はありません。

Lithoidは鉱物を消費するように変更するのは簡単な事でしたが、私たちはまた居住しにくい気候に住んでいてゆっくりと成長する岩の生物に関するサイエンスフィクションを受け入れたかったのです。
私たちは、彼らが今日保持している居住性を大幅に向上させ、最終的に彼らが得るよりもはるかに大きく急激なポップ成長ペナルティを与えることから始めました。
味付けとしては、Army Healthのボーナスを与え、リーダーの寿命を延ばしました(ただし、帝国のリーダーの年齢も多少上がります)。

一方で、ほんの少しの変化がさらにいくつかの変化につながる事もあります。
もしある種が食物の代わりに鉱物を食べるのであれば、彼らのホームワールド(母星)は余分の鉱山地域からスタートし農業地域は作られないでしょう。
実際、もしある種が岩を食べるように進化したとすれば、彼らのホームワールドはおそらく鉱物が豊富で食物が乏しいことになるでしょう。
しかし、もし彼らがSyncretic Evolutionの種だったり、Rogue Servitorが石をペットとする種族からスタートしたいと思ったりしたらどうでしょうか?
もし彼らが猛威を振るう群れとなりたい場合はどうでしょうか?

小さな変化の多くは、単純な経済的変化として始まったものに伴って起こりました。いくつかの例としては、代替手段がある場合銀河で最もおいしい種として宣言できない悲劇的なLithoidがあり、バイオリアクターの制限を少し緩和、Lithoidでは-10年ではなく-25年になるように特性を変更する、また「伝統」に関するいくつかの変更といった事が含まれます。
また、毎月少量の特別な資源を生成できるLithoid固有の特性をいくつか追加しました。

定性的なフィードバックを何度も繰り返し、膨大な数のテストプレイ日を過ごした後、Lithoid種の特性としては次のようになりました。

Lithoidsが受ける大きな居住性の向上により、他の種にとっては限界となる世界に定着することが可能になり、より遅いポップ成長速度を回避できるようになります。
Lithoidの原種を持つ帝国は、彼らのホームワールドには大きな鉱物コストを用いて除去できるLithoid Monolithブロッカーがある状態からスタートし、それらを除去して追加のLithoidポップを発生させます。
(連邦におけるLithoid固有の「起源」は、これらを少し変更します。それについては、別の開発日記で詳しく説明します。)

Lithoidの特性は、Lithoidのポートレートを使用する種に対して自動的に適用されます。
それがXenophiles(異星人嫌い)の場合、Xeno-Compatibilityによって生成されたハーフ・リソイドもこのルールに従います。
そのため、ポートレートがLithoidの場合、食物の代わりに鉱物を消費し、パージすると鉱物を生成します。

この能力を公開しましたので、Mod製作者は、種族クラスエントリに
trait = “trait_lithoid”
を追加することで、作成した種に対して強制的な特性を同様に追加できるはずです。
(もちろん、Lithoidの特性を独自のカスタム種の特性に置き換えます。)
みなさんがこれで何を作るかを楽しみにしています。

Lithoid Devouring Swarmに関しては…、通常の貪るSwarmとまったく同じ動機は持っていません。
彼らは、自分たちが取り込んだ世界に生息する有機物を、バイオリアクターのための栄養ペーストとして押し込むだろうが、彼らの飢えはもう少し野心的なものです。
「Terravores」 と名付けられたこのロボットは、通常のSwarmとほぼ同じように機能しますが、ひとたびホームワールドの外に出てしまえば、銀河のハビタブルゾーンにおける世界を全て消費するという新たな「決定」があり、その後には破壊された世界が残ります。

Terravoresはテラフォーミングを禁止されており(そのため、ハイブ・ワールドにはアクセスできない)、Swarmが残した荒廃した世界を片付けることはできません。
しかし、他の帝国は大きな努力を要するもののSwarmが破壊した後を綺麗に戻すことができます。

Mod製作者は、伝統を交換する方法と同様の方法で、種のクラスに基づいた別の市民の名前と説明を変更できるようになります。

civic_hive_devouring_swarm = {

>snip existing stuff<​

swap_type = {
name = civic_hive_devouring_swarm_lithoid
description = "civic_tooltip_devouring_swarm_lithoid_effects"​

trigger = {
local_human_species_class = LITHOID​
}​
}​
}

Lithoidsの仕上がりに私は非常に満足しています。
彼らは本物の宝石だと思います。皆さんも楽しんでいただければ幸いです。

数時間以内に無料の2.5.0パッチがリリースされ、Lithoids Species Packが利用できるようになります。
それを拾い上げ、揺さぶって、銀河の砂利を足元に残してください!

2.5.0パッチのスポイラーについてはカットします。
読みたい方は原文を御覧ください。

既知の問題:Lithoidsは現在、鉱物不足に悩まされるのではなく、食料不足のときに他の生物ポップと同様に影響を受けています。彼らはとても共感的なのです。


以上

フォーラム内のやり取り

Q&A

フォーラム内のやり取りで気になったものを紹介。

後日更新予定(なにかあれば)。

感想・まとめ

以上、Stellaris 開発者日記 第157回の紹介でした。

新DLC、Lithoids Species Packで追加される鉱物種族、Lithoidsについての日記でした。

Lithoidsは居住性の低い所にまで移住していけるのが大きな武器ですが、そのままだと強力すぎるので、色々バランス調整が図られているっぽいですね。

2.5.0パッチについてはまたリリースされてJamorさんから通知が出たら別途記事にしたいと思います。

それから、Stellarisの日本語PS4版が2020年にリリースされるようですね。
なおパブリッシャーはDMMだそうです。

日本語版ステラリスがPS4で遊べるのはとても良いことだと思います。
とにかく日本人のユーザーが増えるのは大歓迎です。
これでもし、PS4版のステラリスがたくさん売れれば、Paradoxが日本市場の重要性に気がついて、
将来的にゲームリリース時に最初から日本語が実装されるかもしれませんしね。

ただ一方でDMMがパブリッシャーとなると
おそらく既存のSteamのPC版にまで日本語実装が波及することは無いのかなと思います( -_-)

DMMが参入したことで良い面もあり、また逆にちょっとなぁ…という面もあるというのが私個人の正直な気持ちです。

それではまた( ✧Д✧) カッ!!