ステラリスにスタートレックの世界をもたらすMod、
ST:New Horizonsの開発者日記、第7回目を紹介してみたいと思います。
前回第6回の公開は昨年末でした。
ナンバリングとしては2ヶ月半ぶりの開発者日記です。
どんな内容か見ていきましょう。
ST:New Horizonsの紹介はこちら。
ST:New Horizons開発者日記 第7回 AI、資源、今後の変更 2019/3/15
冒頭の挨拶と現在の問題
みなさんこんにちは。
今のところ、私たちはまだModのバグ探しやブラッシュアップの段階にあり、Great Material Continuumパッチ全体のプレイ体験を洗練することに取り組んでいます。
バグレポートとフィードバックを提出してくれた皆さんに感謝します – 皆さんは私たちがより良いゲームを作るの助けになっています。
私たちはしばらくの間はバグ修正に取り組み続けるつもりです。
そしてその後、ゲームペーシングとポップの成長に対処するであろうより大きな経済的見直しのためのいくつかの計画を持っています(私は後日別の日記でそれらの詳細について触れます)。
しかしその機能紹介の時が来る前に、まず現在若干の継続的な問題を引き起こしている問題が現在のパッチにはあります。
そして、私はそれについて触れたいと思いました。
また皆さんに、我々が問題を軽くすることを願って実行している変更点、次の最新版で起こるであろう変化について話したいと思いました。
残念なことに、AIの問題は完全に私たちの管理下にあるものではありません。またそれらが単一の重なった問題によって引き起こされるものでもありません。
私たちはGlaviusの支援を受けながら、かなりの時間さまざまな修正と変更に取り組んできましたが、特により高い難易度でプレーするプレイヤーのために少し改善がありました。
しかし、次回の修正ではゲームの経済面に大幅な変更が加えられる予定です。
これにより、ほとんどのプレイヤーは新しいゲームをスタートする必要があります。
管理人注:文中のGlaviusさんというのはStellarisのAIに関する大御所Mod製作者様です。
資源の合理化
AIの振る舞いに関する問題の1つは予算です。
AIは私たちの導入した新しい資源に対しては問題を抱えておらず、原則として赤字になることもありません – つまりそれは単にその資源を船に対して積極的かつ十分に費やしていないだけとなります。
より積極的な予算編成を強引に行うためには、戦略資源を合理化する必要があります。
そのために我々はいくつかの変更をしています、それは主にボーグ、ドミニオンとロボットのPralorとCravicのような種に影響します。
例えば今のところ、ボーグは船とその構造や人口の多くを造るためにnanites(ナノマシン)を使います – これは予算に関して重要な問題を引き起こします。
次のパッチでは、ボーグを含むすべての種がDilithium(ダイリチウム)を使います。
さらに、ボーグ、ドミニオン、Pralor / Cravicを含むすべての種は、同等の「クルー」資源を使用します。
ドミニオンは、Ketracel White(ケトセラル・ホワイト)ではなく、彼らの乗組員に支払うために ‘ジェムハダー軍’を必要とするでしょう。
PralorとCravikは彼らの乗組員とコンピュータモジュールのために ‘APUユニット’を必要とするでしょう。
一方ボーグは彼らのコンピュータ、船体と防衛モジュールのために ‘ドローン’を使います。
また、Borgは高度な武器にケモサイトなどの標準的な戦略資源を使用するようになりました。
戦略的な資源を必要としないことがボーグにとって非常に強力な利点であることを私は認識しています。しかし今後、それなしにはAIを改善することはできません。
ただ心配しないでください、Borgは必要とされる固有の資源をより簡単かつ安価に入手できるようにする強力な新しい伝統を得るでしょう。
これらのすべての種は独自の「乗組員募集」の建物を持ち、それは原則的にあなたが標準的な種で見つけるものよりもいくらかより効率的で、より安くそしてより利用しやすいものになるでしょう。
造船のために控えめに使われていたいくつかの資源 – PergiumとTrellium-d – は取り除かれました。
Kemociteは今やすべてのまれで高価なリアクターに使われるでしょう。
一方Magnesiteは装甲のユーティリティに使われるでしょう。
ほかに何が?
フィードバックの収集と全体的なバランス調整の一環として、今後船のクルーとダイリチウムの維持費が大幅に増加すると予想されます。
ですがクルーとダイリチウムの資源自体もより豊富になります。
これはダイリチウム鉱床をさらに価値のあるものにするでしょうが、一方で、種は通常彼らが持っている初期ダイリチウムとクルー資源でこれまでより、より大きな艦隊をつくることができるでしょう。
私は皆さんがSTNHを楽しんでいることを望みます。私たちは皆さんへ次のアップデートを提供するためにできるだけ速く動いています。
これらの変更があっても、AIがこれまでのように競争力のあるものになることはほとんどないことに注意してください。
これらの問題のいくつかは、主にAIの振る舞いとアップグレードの仕組みにありがちな、ステラリスVer 2.2.6パッチで修正された一般的な問題に由来します。
安心してください。
私達は必要とされる限り、私達が取り組みを続けることを皆さんに保証します。
以上
感想・まとめ
ST:New Horizons 開発者日記 第7回の紹介でした。
内容としては
- AIの振る舞いについてはベースゲームであるStellaris2.2.6の内容に依るところが大きい。
- AIに関してはModであるST:New Horizons側でどうにかすることは難しい。
- 今後はDilithium(ダイリチウム)結晶体の存在がより重要になる。
という感じでしょうか。
ちょっと訳してて分かりづらかったのが、「戦略資源を使わないボーグがより強力になる」そして Do not worry, however, で繋いで「更に伝統でより優位に立てる」となっている点。
どの辺りがDo not worry, however, なのかサッパリ分かりませんでした(´・_・`)
単にボーグが無茶苦茶強くなるだけなのでは…。
ボーグの強さを表現する手段としてそうなっているのであれば、それはそれでスター・トレックの世界観を表しているので良いんですが、バランスとか大丈夫なのかしら?と気になるところです。
それではまた( ✧Д✧) カッ!!
お知らせ
AAR、惑星連邦でST:New Horizonsの#31ですが、
戦争を新規に仕掛けたものの6時間以上戦っても決着がつかず…( -_-)
編集が間に合いそうもないので18日予定の公開分は延期します。
ご了承くださいm(_ _)m